親の会社を継ぐ後継者の承認欲求との付き合い方

認められたい、称賛されたい。
そういった欲求を承認欲求と言います。
実は親子の経営における親子の確執の原因は双方の承認欲求にあります。
後継者である私たちは、承認欲求とうまく付き合っていくことが大事です。

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そもそも多くの後継者が親の会社を継ごうとするきっかけは、親に頼まれてであったり、子供の頃から家業を継ぐように言われてきたとか、気が付いたときには家業を継ぐような流れがあったという人が多いと思います。
逆に言えば、自分の積極的な意志ではないという事です。
この事は結構大事で、自分が進んでやっているわけではない、というのは自分に対する言い訳にも使うことができます。
そして、自分がやりたくてやっているわけではない=誰かのためにやってやっている、という事です。
その「誰か」というのは恐らく親であったり、親の会社の社員なのでしょう。

前提としては、親のためなのですからとうぜん、やった結果を親に認めてほしいという前提があります。
むしろ私たちにとっては、親が認めて初めて事業承継の入り口に入るというようなものです。

しかし実態はそううまくはいかず、親はなかなか子どもである後継者を認めません。
なぜなら、親が子どもを継がせたいのは、少なからず「子に自分のやってきたことを認めてもらいたい」という感情があると私は考えています。
となると、親子の事業承継の現場は、親子で「認められたい合戦」を繰り広げる現場と言えるかもしれません。

後継者も、20代、30代であれば認められたいというモチベーションで頑張るのもいいかもしれません。
しかし、30代も後半から40代を過ぎたならそろそろ「誰かに認められる」というゴールを捨てるべきではないかと思います。
それこそが自立と言ってもいいのではないでしょうか。
後継者であれば、親である先代に言いたいことはあると思いますが、それを先行させる前にまずは自分が親に認めてもらいたいという感情を卒業することが大事です。
私はできなかったというか、そのような気づきを得る機会さえ得られませんでしたから、皆さんはぜひこのブログを見たら見方を変えて見てほしいと思います。

 

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