後継者

後継者トレーニング(25)後継者は言葉に気をつけよう!

「あ、それ、社員にやらせます」
たぶん、気にならない人は普通に使っている言葉。
そういう何気に使う言葉の中に、その人のホンネが隠れているものです。

どんな本音かというと、「やらせる」という上から目線的な言葉に出る本音です。
こういった些細に見えることが、社員との溝を作ってしまいます。

——————————————
小冊子無料ダウンロードはコチラ

Facebookグループ「後継者・跡継ぎ・二代目社長の交流場」を作りました。
どんなことでも言い合える場所、経営について相互に交流できる場所にしたいと思っています。
良かったら、気軽に申請してみてくださいね。(無料)
https://www.facebook.com/groups/atotsugi

こちらは私のFacebookページです。よかったら、いいね!フォローお願いします。
時々ライブ配信とかやってます。

https://www.facebook.com/kaorutamura.kt

 

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。

—————————————–

後継者にとって、社員は契約に基づいて、報酬を払って仕事をしてもらう相手です。
こちらの義務は報酬を払うこと。
これを満たせば、社員側は、あるべき労働や成果を提供して当然。
私たち後継者や経営者はそんな風に考えているかと思います。

ただ、人間は理屈で割り切れない生き物です。
「そうはいっても・・・」というのが人情。
むしろ、人は報酬の良し悪し以上に、人として納得できるかどうかが重要なことも多い。

余談ですが、私の経験でこんなことがありました。
社員の不満として、報酬の仕組みがわからないのでやりがいがない、と。
当時の私の会社は小さな組織なので、社員の給与は鉛筆舐め舐め決めているような状態。
そこで、じゃあちゃんとした給与体系を作りましょう、という事になる。
しかし給与体系ができて、将来設計がやりやすくなったとして、それで社員はやる気が出て仕事をバリバリとするでしょうか。
私の経験上、NOでした。

報酬制度への不満は、実は違うところに原因がありました。
単純に上司に認められていない、という思いがその根源です。
つまり、平たく言えば、「もっと大事にしてほしい」「褒めてほしい」という思いを、お金に結び付けて主張しているだけなのです。

褒めてほしい、なんていうと子供っぽく見えるかもしれませんが、人間のベースは大人も子供もそんなに変わりません。

で、褒めてほしいのに、大事にしてほしいのに、後継者や経営者であるリーダーは、
「やらせる」
という完全に下っ端扱いをする。
それって、社員からするとまったくリスペクトを感じないわけです。
そういった些細な言葉の使い方を、社員はしっかり感じ取ります。
だから、使う言葉は是非意識してください。
社員を駒とか、歯車みたいな扱いをしないでください。

そういったところに気を付けると、少しずつ社員との溝は狭まっていくはずです。

 ——————————————
小冊子無料ダウンロードはコチラ

Facebookグループ「後継者・跡継ぎ・二代目社長の交流場」を作りました。
どんなことでも言い合える場所、経営について相互に交流できる場所にしたいと思っています。
良かったら、気軽に申請してみてくださいね。(無料)
https://www.facebook.com/groups/atotsugi

こちらは私のFacebookページです。よかったら、いいね!フォローお願いします。
時々ライブ配信とかやってます。

https://www.facebook.com/kaorutamura.kt

 

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。

—————————————–

関連記事

  1. 後継者が会社に行きたくなくなるのは、会社に〇〇がいないから!?

  2. 悩みの根源三段階

  3. 後継者の真の悩みは本当に親子の確執なのか?

  4. 嫌いなことは本当に嫌いなのか? ~跡継ぎ・後継者・二代目社長の苦手と嫌…

  5. 後継者は「楽観的に」「やりはじめ」よう

  6. 家業を継ぐ後継者・跡継ぎと親の面倒をだれが見る問題

  7. 会っていただけない人と会っていただける人の違いから考えるビジネスモデル…

  8. 今考えたい後継者の現実的対応