親子の事業承継において先代と後継者の会話が成立しないのはなぜか?

会社を継がせる親と、会社を継ぐ子。
本来なら、密なコミュニケーションをとるべき、と多くの人は思うかもしれません。
また、親子だから、他人ではできないコミュニケーションがあるはず。
そう思っている人も多いかもしれません。

しかし現実はそうとも言えず、むしろ親子だからこそまともに話ができない、ということの方が多いのではないでしょうか。

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親子が腹を割って話す、というのはあんがい幻想で、
「親子だからしっかりコミュニケーションとれてるでしょ?」
なんていう人に限って、自分は親とのコミュニケーションが取れていなかったりもします。

親子で会社を経営するような特殊な関係でなくとも、多くの場合、親子の会話というのは意外とそっけないものだったりするのではないでしょうか。
なぜかというと、いろんな理由はあると思うのですが、私が感じる代表的な話としては「そこに共感がないから」ではないかと思います。

例えば友人同士なら、「わかる、わかる」という共感があるから話がはずみます。
しかし親子の場合、その「わかる、わかる」という共感はあまりなくて、むしろ親からの訓戒的なものになりがちです。
対等な話がないから、後継者である子どもとしてはついつい言葉を閉ざしがちになります。

親は子供が生まれたときから、子どもより上の立場から話をしますし、
子供は常に、下から物を言います。
これが仕事上の会話になればなおさらで、なかなかまともな会話になりません。

つい最近、私は父である先代の運転する車に乗せてもらいましたが、なんとスマートフォンを持ち出すのを忘れてしまいました。
スマホがあれば何なりと暇つぶしにもなるのでしょうが、クルマの中で、そして昼食を二人でして、なんとも気まずい時間を過ごすことになってしまいました。
もちろんそうなれば話さざるを得ないので、適当な話をしていたわけですが、久しぶりのサシでの対話だったように思います。
30年同じ職場で働く私でこれですから、今、先代とバチバチやってる方ならもっとひどいんじゃないでしょうか。

さて、このようになかなか意思疎通が難しい親子ですが、逆に言えば共感を持てればもう少し話も弾むのかもしれません。
ここで大事なのは、後継者である私たちは「先代には共感を求めるけど、私たちは先代への共感を示しているだろうか?」ということを少し考えてみてはいかがでしょうか。
ある後継者の方は、そんな話をさせていただくと、ハッとしてこうおっしゃいました。

「自分は、先代に自分の話を聞いてほしい!という思いばかりをぶつけていて、先代の話は一切聞こうとしなかった」

あるあるな話です。
中には「それでも上司である先代はまずは私の話を聞くべきだ」と強硬に訴える後継者の方もいますが、私は気づいたほうが治せばいいと思います。
実際にこのセリフを口にした後継者はその後こんな報告をしてくれました。

自分の事ばかりを刷帳するのではなく、まずは先代の主張を聞くことから始めると、ちゃんと話し合いができ、お互いが譲れるところは譲れるようになった。

自分の得体結果に最短距離で到達したいなら、変なこだわりを捨て、まずは相手ファーストという行動パターンを意識すればいいと思うのですがいかがでしょうか。

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