後継者

二代目社長・後継者が進むべき道とは?

二代目社長・後継者の皆さんは、どこを目指していますか?
私たちはどうしても、「後継者」という大きな役割がその双肩にかかっているという印象が強く、道に迷いがちです。
表面的に見れば、「親から引き継いだ会社を守り、発展させればいい」と考えればシンプルなのですが、実際のところはそれほど簡単なことではありません。

なぜなら、自分が会社を守り、発展させようと行動する先には、社員の抵抗があったり、先代が道に立ちはだかったりして、思うように進めないからです。これが例えば、ライバル企業であるとか、社会的な変化であれば納得もできますが、本来味方であってほしい人が自分の前を遮るのですから、これほどつらいことはありません。
私たち二代目社長・後継者はどんな道を歩めばいいのでしょうか?

 

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親の会社を引き継いだ二代目社長、あるいはこれから継ぐであろう後継者の頭の中には何があるでしょうか。
私の場合ずっと頭を占拠してきたことは以下の三つです。

①会社を大きくして認められたい
②自分の代で会社をつぶしたらメンツが立たない
③成功者として讃えられたい

これを別の表現にしてみると、
・売り上げ目標〇億円
・社員数〇人、支店数〇店 増やす
こんな感じになるのではないでしょうか。

会社を大きくし、しかも盤石な体制にする。
これってもっともらしい、二代目社長・後継者のもっともらしい目標というか、役割なんだと思います。

 

もちろんこういった目標を持つことは悪いことではないし、自分にプレッシャーを与えることでより大きなパフォーマンスが期待できる側面はあろうかと思います。いろいろ苦労して自分なりの目標を達成したときにはなかなかうれしいと思います。ただそれは一時的なものだったりすることも押いように思います。なぜ一時的かというと、ここに自分の意志がないからです。
自分がやりたいことというより、自分が期待されていることに応えるということに一生懸命になっているんじゃないでしょうか。

となると、自主的に頑張っているというよりか、結構無理して頑張っています。
やらされ仕事とまでは言いませんが、「やってやってる」感覚が心の奥底にあって、だから社員や先代から反対意見を投げつけたりされると、もう黙っていられなくなってしまったりします。人のためにやってることを、人から批判されるって、これほどつらいことはありません。これが、二代目社長・後継者の精神的な辛さの根源にあるように思うのですがいかがでしょうか。

 

二代目社長・後継者から受ける相談の中に、例えば将来の「不安」を訴える人がいたり、「自信のなさ」に頭を抱えたりする人もいます。「思い通りにいかないもどかしさ」にとらわれている人も少なからずいらっしゃいます。これらは例えば、自分が本当の夢に向かって進んでいる時には、誰もが乗り越えることだと思うのですが、会社を継ぐっていうことはどこかやらされ感があるから一つ一つのことに立ち止まってしまうのです。

そんな時に考えてみてほしいのは、親の会社を引き継ぐというイベントを通じて、何を成し遂げたいかを考えてみるということです。自分が自発的に打ち込める目標、すなわち誰かの目を気にして決める目標ではなく、本当に自分がやり遂げたいことは何かを明確にしてみるということです。あるいはすぐにはわからないかもしれませんが、その場合はそれでOKなのでとりあえずは、目の前のことに集中して一生懸命やってみる。自分ができることに徹底的に前のめりに集中していくと、案外いろんなことが頭に浮かんで着るものだと思います。時間をかけて自分と向き合って、自分らしい道を見つけてください。

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