後継者

後継者・二代目社長が「朝起きられない」となったとき考えたい事

後継者・二代目社長のみなさんは、朝起きるのは得意ですか?
割と意識高い系の人は、6時台とかでは足りず、5時とか4時に起きられる方もいらっしゃるかもしれません。まあ私のけっこう頑張っていたときは、5時台に起きたりはしていました。しかしそれがだんだんと遅くなって、ある時、目覚ましが7時8分になりました。これって、朝ご飯を抜いて歯を磨いて着替えるのに15分。7時半ごろ家を出て、8時前に会社につくという自分的な最後の最後の砦が7時8分だったからです。そりゃあゆっくり眠れるのがありがたいというのはあります。けど、そんな分単位の目覚ましをかけてまで睡眠をむさぼるってどういうことでしょう。

ある時気づいたことがあります。
今日一日に何の期待も抱けなかったんだと思うのです。

 

 

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たとえば、ゴルフに行くときとか(私はゴルフはしませんが)、小学生が遠足の当日の朝とか、みんな目覚まし無しでも起きることができたりします。ある友人は本当に朝がダメで、宿泊での研修会でも朝一人で起きれないということで遅刻ばかりしていましたが、彼はゴルフはちゃんと行けているようです。私自身も、時に、朝飛び起きることができる日もありました。その日に楽しみな予定があるときはまったく苦も無く起きることができます。日頃は一分を惜しんで寝るのに、楽しみがあるときはすぐ目覚める。この違いはいったい何なんだろう。ふと感じました。

それを考えてみたとき頭に浮かんだのは、「ああ、自分は毎日の日常に何の期待もしていなかったんだ」ということ。どうせ早起きしたって、いい知らせを耳にしたり、いい思いができない一日しかないんだから、起きる価値なんてない、なんていう風に考えていたんだと思います。まあなんとも暗いやつですね。けどまあ、それが自分なんでしょうがないでしょう。

皆さんはどうでしょうか。一度試してみていただきたいのは、朝起きるのが苦手な方もそうでない方も、朝起きた瞬間自分はどんな気分かを観察してみてください。
今日一日ワクワクだな、朝は気持ちいいな、そんな朝でしょうか。
それとも、うわー寒い(暑い)!、今日もなんか体が重いなぁ、どうせ起きても大したイベントもないしなぁ、とそんな朝でしょうか。
私は後者だったのです。

これは心の癖です。犬がえさを見るとよだれが分泌されるのと同じように、私たちは朝が来て起きるという動作と紐づけられて何かしらの感情が起動するわけです。この起動するプログラムは過去の経験などから作られてきたものですが、変えることは可能です。だから私はこういう癖で上塗りすることに決めました。
「今日も、充実した一日が待っている」と自分を説得してみているわけです。こうやって心の癖というのは矯正することが可能です。大事なのは、この心の癖プログラムは無意識化で動いていることが多いので、見つけにくいということです。それを例えば「朝起きるのがツラい」とか、「会社に行く準備を始めたらどんよりする」とかの嫌な感覚でキャッチすることができれば、矯正することはある程度は可能だと思います。

このように、自分の感覚からわかることもあれば、人のふるまいを見てわかることもあります。人を見ていて、なんだか不自然だなぁとか、偏ってるなぁと思ったとき、ふと自分の事を考えると自分も同じ、なんてこともあるんじゃないかと思います。人は自分の鑑となってくれることがあります。そういう意味では、似た人が集うことが多いというのは意味のあることなのかもしれません。人との接触の中で自分を知る。そんなことも大事なのかもしれません。

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