後継者

二代目社長・後継者が経験するある変化

このところ、私の周囲で「覚醒」といってもいいほどの変化を経験されている二代目社長・後継者が多数あらわれています。
例えば数年前、いてもたってもいられず相談のメールをいただいたブログ読者さんが、すごく振り切れてたケースがありました。
また後継者倶楽部のメンバーもある時を境に見える世界が全く変わったようです。

 

 

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皆さんは、あるタイミングで読んだ本や、映画、物語の良さが今ひとつわからなかったのだけど、一定の年月ののち見てみたらすごく感動した、腑に落ちた、という経験はないでしょうか。

親子経営にありがちなパターンとして、具体的にお話ししますと、
「自分が変わればすべてが変わる」
といわれてピンとこない人もいれば、そうそうと、激しく首を縦に振る人もいます。
私自身、言葉としては理解できるけど、それを無防備に信じることはできない、と思っていた期間がすごく長かったのです。

 

しかし、私のコミュニティメンバーの一人は、かつてはとても親子関係の苦しさにあえいでいたのですが、セミナーに参加したことですっかりその状況を見る目が変わりました。
ある相談者の方は、ふとしたきっかけで、うつ病を抜け出し、とにかく精いっぱいやってみよう!と会社経営に全力投球されています。
またあるコミュニティメンバーは、いろいろ学んできて言葉ではわかるんだけどな、と思っていたことがあるセミナーに参加したことがきっかけで、カチツ!と脳のスイッチが切り替わったかのように物事が全く違う形で見えるようになったそうです。

 

きっかけは人それぞれなのですが、起こったことは皆同じだと私は考えています。
それはモノの見方が変わった、ということです。
たとえて言うならOSが切り替わったくらいのインパクトです。

それは基本的に、
他責→自責
という変化で、世の中が変わってほしいと思うなら、自分が変わることが必須ということを体感的に学ばれたのではないかと思います。

そうすると、昨日までの世界と、今日の世界がまるっきり違って見えたりします。
もちろん、状況は全く変わってないのですが、その状況をどうとらえるかを変えるだけで全く解釈が変わるのです。
この辺りは実際のところ、どれだけ言葉を尽くしても尽くしきれないものがあるのがもどかしいのですが。

これが参考になるかどうかはわかりませんが、最終的に物事の本質はシンプルで、古くから言われている道徳的な内容に落ち着くように思うのです。
たとえば、何かを学ぶとき、自分本位な気持ちで学んだ時と、その学びで周囲を幸せにしたいという思いで学んだ学び、学びを通しての成果が圧倒的に変わりがちです。
私の経験上、自分は必至でもがいてるときに他人の幸せなんて考えられないわけなんですが、そうすると学びの成果が得にくい。
逆に、人の幸せを本当に願ってやり始めることは不思議なことにうまく言ったりします。

これが理解できるタイミングと、「そうはいっても・・・」なんていう風に思うタイミングとがある。
その先の世界を一度見てしまえば、元に戻ることはないのですが、なかなか先の世界を見ることができないのです。

 

アドバイスとしては、自分の足元ばかりをみるのではなく、広い範囲を自分の守備範囲ととらえ、その範囲をよくする、というマインドセットを持つよう意識していくといいのかな、と思います。
ただこう言った気づきは、あるときはっと起こることが多いです。
そういった環境に身を置くという意味では、前に進みたいと思っている人たちの作る雰囲気の中に身を置くのが一番だと思います。

ぜひ、自分の居場所について精査してみてください。

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Lukas PrudilによるPixabayからの画像

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