まじめな後継者、不真面目な後継者

今、いろんな勉強会に参加すると、
「私、二代目なんです。」
っていう方とよくお目にかかります。

私も含めてなのですが、大体、二代目経営者って基本的に
まじめな人が多い!

まじめっていうと、牛乳瓶の底のような眼鏡をかけた、優等生イメージが強いのですが、
決してそういう人たちではありません。
遊び人もいますし、いい加減な人もいますけど、
基本的に肩に重ーいものを背負ってるんですね。

自分はこうあるべきだとか、自分はこうしなければいけないとか、その業界の優等生であるべき、という感覚。
その業界の枠組みを飛び出したらいけないんじゃないか、
っていう感覚に囚われてしまっているようにも思います。

 

その背景には、親の期待にこたえなければ、とか
社員の期待にこたえなければ、とか
周囲の反応を結構気にしている、という事じゃないかと思います。

 

ところで、ハッキリ言って、後継者って目立ちます。
会社に来れば、社長の息子だ、娘だってことで、
どこか壁を作られてしまうし、変に扱いが他の人と違うわけです。

だから、教科書にあるような(?)後継者として振る舞おうと思っても、他の社員は今一つついてきてる感じがない。
背伸びしようにも、先代に頭を押さえられてるし、
逆にひっそりやり過ごそうとしても、誰かしらが自分の事を見ている。

 

こんな状態で強いのは、不真面目さ全開の後継者です(笑)
誰に何を言われようが、どこ吹く風。
やりたい放題やって、めちゃくちゃに見えるんですが、そんな人の中で、
すごく会社を成長させる人がいたりします。

 

この違いっていったい何なんでしょう。

 

傾向として感じるのは、まじめな後継者は、起こる問題を真正面から捉えようとします。
しかし、不真面目な後継者は、問題を踏みつぶしたり無視したり(笑)
それでも上手くいくときは、上手くいくから不思議なものです。

 

その理由の一つとして、思い当たるものがあります。
まじめな後継者は、自分ができる範囲の事の積み上げで会社の未来を考えます。
責任感が強いですからね。
けど、不真面目な後継者は、出来るかできないかではなく、
やってみたいかどうかで会社の未来を考えます。

この違い、大きいとおもいませんか?
まじめな後継者は、来年の売り上げ目標を
「対前年比、12o%とかいけるかなぁ、難しいかなぁ、でも頑張らなくちゃ。」
と考えるのに、不真面目な後継者は、
「来年は売り上げを3倍くらいにしたいよね。」
なんて言い出したりします。

 

だから、そもそも、やり方の発想が違うんですね。

 

けど、まじめな後継者がそれができないか?っていうとそうでもないと私は考えています。
簡単な話で、会社のありたい姿を考えるところから始めるといいんじゃないかと思います。
出来る出来ないはひとまず置いといて、どこを目指すかを考えるんです。
そんなワークを現在開発中です。

リリースした際には、メルマガでいち早くご案内します。
ご興味があれば、下の緑のボタンからメルマガ登録を。
(携帯キャリアメールへのメルマガ配信は行っておりませんので、PCメールかgmail等をご指定下さい)

関連記事

  1. 創業者と後継者の確執を防止する、あり得ないくらい簡単な方法(2)

  2. 親子経営で、なぜ親は子のやる気をそいでしまうのか?

  3. 兄弟への承継にたいする私の回答

  4. 事業承継の流れで現れる代表的な4つのパターン

  5. ”実践できない後継者”を呪縛から解き放つシンプルな方法

  6. 計画オタクにご用心

  7. なぜ先代の振る舞いをもどかしく感じるのか

  8. 物語に見る事業承継~親子の確執の根にあるもの

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。