後継者が手詰まりを感じたときは自分の弱さに気付くチャンス

後継者が手詰まりを感じることがあります。
わかりやすい例を挙げると、親の会社を辞めたいけど、
周囲の期待を考えるとやめられない。
行くことも戻ることもできず、その場に立ち止まってしまう形です。

こういうとき、私たちは、どうすればよいのでしょうか。

 

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手詰まりの時に見えていない一手

スルーしているところに後継者の見たくない本音がある

一見、手詰まりにみえても、たいていは手詰まりではないことが多い。
そういうと、読者の方は怒りだすかもしれません。
しかしよーく考えてみてください。
先ほどの、「辞めたいけどやめられない」という話、自分が本気を出せば辞めることはできるはずなのです。

けど私たちは、「辞める」という選択肢を深く考えることなく、スルーしがちです。
頭に一瞬「やめようかな」なんて思いが出てきても、「できるわけないよな」と否定し、スルーする。
実は、私もそんな時期が長くありました。

もちろん、辞めればいろんな面倒があるのはよく存じ上げています。
けど、本気でやめたければ、そんなことはわかっていてもやめるんじゃないでしょうか。

なぜ後継者がとることができない選択肢があるのか

前述の通り、手詰まりになる場合、能力的にとか、物理的に手詰まりというより、自分の思考における手詰まりといえそうです。
先ほどの、親の会社を辞める、という話を考えてみると、たいていやめられない理由をこんな風に言います。
・親に申し訳ない
・社員が自分にとどまってくれという
・親戚に顔向けがしにくい
・親との関係が断たれる

何とも他人想いな理由です。
辞めたいな、と思っていた時の私もやはり、こんな理由を口にしたんじゃないかと思います。しかし、もう一つ、心で思いつつも口には出せなかった思いがありました。
・親の会社を辞めても、次の就職がないのではないかという不安があった
ということです。

今だから言えますが、親の会社での日々がしんどかった時、東京で経営コンサルティング会社を経営する先輩から、「仕事を辞めて東京に来なよ」と誘われたことがありました。
正直、かなり心が揺れたのを覚えています。

私だけかもしれませんが、親の会社を辞める、辞めない問題についても、どうやら後継者的にはあまり胸を張って言えない理由が潜んでいることも多いかもしれません。

スルーしたい選択肢と向き合うこと

後継者の本当の悩みの根源

親の会社を継ぐとか、継がないとかにおいて、後継者は半ば強引に親に会社に連れてこられた、という人もいます。
前述のように、会社を辞めたいけどやめられない、という人もいます。
ほかにもいろんな選択肢で悩む後継者はいますが、そういった時に「●●したい」という要望が明確なのに、その選択を選べない現実があるとしたら、そのことに隠れた自分の弱さに気づく必要があるのかもしれません。

辞めて働く先がないかもとか、後継者としての自分の実力に疑問を持ち始めたときに、「そもそも継ぎたくて継いだわけじゃない」とか、ちょっぴり言い訳めいた言葉が出るのは、自分を守りたいからじゃないでしょうか。
たいてい、自分で積極的に選べない選択肢の先には、自分が見たくない自分の弱さがあるのです。

弱くったっていい

まずは、自分の弱さがわかれば、今度はそれを恥ずかしいものとして隠すのではなく、公言する方向をお勧めしたいと思います。「おれ、ここ辞めたら生活できなくなるから、何とかここで成果出したい」と。恥ずかしいですね。けど周囲の人は、たぶん、自分で思っているほど踊らかないと思います。なぜなら、何となくそういう部分は人に伝わっているものだからです。

実は、そうやって自分の弱さをさらけ出すことで、おそらく社員との結束は高まる可能性が高いと思います。完全無欠の上司より、弱い部分も含めて助け合える上司のほうが人間味があって、情が入りやすくなるからです。
特に女子社員などは、そういった感情に敏感なので、素晴らしいサポートをしてくれる可能性はあります。

どうせ人間は完ぺきではありえないのです。だから弱い部分は誰かにサポートしてもらいながら進めばいいのです。

「辞めたい」というならばその根源を見定めよう

ここまで見てきたように、たとえば「辞めたい」という思いがあり、そこに踏み出せないとすれば、その原因は外側というより自分の内側にあることがほとんどです。
まずはその自分の内側の弱さを知り、可能な限りそれを隠そうとせず、周囲の人たちにサポートお願いする。
そうすればそもそもの、「辞めたい」という思いから違うところにメンタリティは変化すると思います。

なぜなら、後継者は、辞めたいことに情熱を注いでいるわけではないのですから。

 

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

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