仕方なくやっているときと、積極的にやっているときの違いを体感する方法

皆さんは朝ご飯をだべますか?
なぜ事業承継ブログで、朝ごはんの話かって?まあ、ちょっとだけお付き合いください。

私はかつては毎朝、必ず朝ご飯を食べてました。
人間ドックなどで朝ごはんが食べられないことはつらいし、なんだか体調がすぐれないような感覚もあるし、お昼が待ち遠しかったように思います。
ただ、ある時、気づいたんです。
朝ご飯をしっかり食べれば食べるほど、10時ごろのおなかのすき具合が強く感じる、と。
で、試しにある日、朝食を抜いてみました。

積極的に朝食を抜いたら、いつもよりお腹もすかないし、なんだか集中力が増しているような気さえします。

仕方なく抜いた朝食と、積極的に抜いた朝食。
一体何が違うのでしょうか。

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朝食のことはいったん脇において、親子の事業承継について考えてみます。
後継者である私たちは、先代の自分に対する処遇や、社内での色んな出来事に辟易とすることがあります。
その結果、もう親の会社辞めたいとか、親を会社から追い出したいとか、そんな風に至るというのが鉄板ストーリーです。

さて、ここで朝食の話を思い出してみてほしいのです。
仕方なく朝食を抜いたときは体調さえ悪くなるぐらいの悪影響があって、けど積極的に抜いたときは頭が冴える。
やってることは同じですが、出てくる結果はまったく違います。

何が言いたいかというと、私たちが親子の事業承継で壁にぶつかるとき、実は「しょうがないから継いでいる」とか、「他の選択肢がないからしょうがない」とか、「親が経営者だったからしかたがない」とか、そんなメンタリティを持ってはいないでしょうか。やりたいわけじゃないんだけど、立場上しょうがないからやっている、と。

正直なところ私は、入社して当初はそれなりにやる気にあふれていましたし、それなりに前向きだったと思います。
しかし、だんだんと仕事でうまく行かないことが多くなってくると、「本当はやりたい仕事じゃなかったし」という言い訳めいたところに逃げ込みがちだったように思います。
一旦そうなるともう歯止めが効きません。
何が起こっても、仕方なくやってやってるのに、なんていう風にエゴがどんどん大きくなってきたりします。
結果として、先代を大げんかをするとか、会社を辞める辞めない問題を引き起こすとか、色んな摩擦を生み出します。
もちろん、会社を辞めることそのものは悪いことではないと思いますが、意固地になって辞めたとしてもどこへ行ってもなかなかうまく行かないような気がします。

そこで大事なのが、「積極的に」「前向きに」関わるという事。
仕方がないではなく、自分で決めたこととして携わるという事。
言ってみれば根性論に聞こえる話かもしれませんが、こういう心理的前提って結構大事だと思います。
朝ごはんの時は、体調にさえ影響するのが心の持ちよう。
これをマインドセットと言います。
もうちょっとわかりやすく言うと、覚悟とでも言いましょうか。

この話、一度、毎日朝食を食べられる方は、朝食断食を試すとなるほどーと思われるかもしれません。
あとは、喫煙者でも例えば海外旅行の飛行機の中では我慢できる(せざるを得ないというマインドセットをはじめから持っている)と思います。
他にもいろんな事例があろうかと思いますが、一時的なガマンと、好きでやってるという我慢を比べてみてください。
その違いを実感できたなら、後継者稼業においても実感できるものがあるのではないでしょうか。

  

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