親の会社を継ぐ後継者である事が恥ずかしかった私が胸を誇れるようになった訳

20歳代のころ、私は親の会社を継ぐ跡継ぎである、という自分の立場がイヤでしょうがなかったのです。
なんだか劣等感丸出しなんですが、そう自己紹介することが恥ずかしかったのです。
当時はなぜだかわからなかったのですが、きっと「親に従っている自分」が弱々しく見えていたのかもしれません。

 

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若いころ経営者の集まりに参加して自己紹介すると、たいてい聞かれたものです。
「若いですね」
すると、「ああ、私は二代目ですから」という事になります。
それを言うのは嫌でしたが、隠していて後で「ああ、二代目さんね」と言われるのはもっと嫌でした。

なんでそんな思いを持つかというと、やっぱり二代目って世間的にいい言われ方はあまりしていませんからなのかもしれません。
「二代目」という時点で、「ボンボン」とか「バカ息子」とか言われているような気がしていました。
劣等感丸出しです(苦笑)

また困ったことに、自分にも自覚はあるんです。
たぶん、親が商売してなかったら、自分は普通にサラリーマンやってるだろうなぁ、とか、
そもそも親の会社を継いで社長なんてやっていく自信もないしなぁ、とか、
時分、そんなにタフなタイプじゃないし、とか。
まあそんな劣等感があるから、二代目という時点で親の七光りを受けてる感が半端ない。
だからむしろ、目立たずひっそりしていたいのですが、親が目立っていたからそのあとを歩くだけで自分も注目されてしまう気がする。

おかしな話で、一応、親の会社を継ぐというのは自分で決めたつもりでした。
しかし、その立場が恥ずかしい、ってどういう事?という感じです。

その理由に気付いたのはそれからずいぶん後でした。
私の場合、親の会社を継ぎたくてしょうがないから継いだわけではありませんでした。
というより、他に特にやりたいこともなかったから、進路を自分では決めきれません。
そんな時に、親が商売をやっていて、親はどうやら自分に後を継いでほしそうなようすである、というシチュエーションがあったから、じゃあ、ということで親の会社に入りました。
つまり、積極的に選んだ道、というより、自分では決めきれないことを誘導してもらったような気がします。

その時に感じたのは、二代目という自分の立場を明らかにすることは、自分の人生の決断を、親の影響のもとでしかできなかった自分への劣等感です。
私にとって、「二代目」「後継者」「跡継ぎ」というキーワードには、「親離れできない自分」を重ねてしまうのです。
それが、二代目である自分の立場を明らかにすることを躊躇していた理由です。

 

こういったことが気にならなくなるためには、何かから逃げる選択ではなく、自ら進みたいと思う道を選択できることが重要だと考えています。
私の場合、面倒を避けるために、親の会社に入りました。
継いでほしそうな様子の親の意向を断るという面倒を避け、
自分が行きたい会社を見つけるという面倒を避け、
自分が何をやりたいかを考えるという面倒を避け、
とりあえず目の前にあった道、つまり親の会社に入ったわけです。

入りたくて入ったわけではなく、面倒から逃げた結果の選択です。(そしてそれは親の意向そのものでした)

しかし、ある時から、何かを決めるとき、
何かに悩んだとき、
こう自分に問いかける癖をつけました。

「それは、何かから逃げる選択か?それとも、そうしたいと本心から思っているのか?」

という問いです。

そして、可能な限り「逃げの選択」を排除していくと、だんだんとやっていることに夢中になれることが残っていくようになりました。
そうなると、二代目だとか、会社でやってるヘンなことと、もう、誰の干渉を受けても気にもならなくなってきます。
失礼ながら「わからない奴にはわからないし」なんていう妙な上から目線をもっているときもあります(苦笑)

まあ、それがいいかどうかは置いておいて、少なくとも精神衛生上は、非常にいい状態になってきました。

 

こういった気づきは、自分を振り返り、内省し、いろんな情報を集め、やっと至ったわけです。
しかし、これ、自分ではわかりにくいけど、他人が見ると一目瞭然のことも結構あります。
或いはもがいていた私を見ていた人は「やっとわかったのか」と思っている人もいるかもしれません。

私の場合は残念ながら、そういった自分以外の人の様子を見る機会がありませんでした。
しかし、いろんなフェーズの後継者を集めると、面白いことがおこります。
「ああ、2年前の自分はあんな感じで悩んでいたのかも」なんて思える人がいたり、
「もう少し頑張ればあの人のようにスッキリした気持ちになれるかな」なんていうロードマップが見えたりすることがあります。

そうすると、後継者としての「自分に気付く」速度が加速する可能性があります。
そんな場を、オンラインの場所に用意しました。
もしよければ、一緒にお互いの成長を楽しみませんか?

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