枠組みを外れて考えてみると後継者にも無限の可能性が

先日、ある心理学に詳しい友人と話し込んでいました。
この時に頷きあったのが、
「ポジティブ思考はけっこう危険」
という事。

いえ、別にポジティブ思考が悪いというわけではありません。
ついてるとか、引き寄せとか、言葉が未来を創るとか、
たぶん全部正しいと思います。

けど、自分の内にある闇を消化することなく、ポジティブ思考を上塗りしてもたぶん、あんまりうまくいかないんじゃないかと思います。

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後継者として親の会社に入った時、私は何をやってもうまくいきませんでした。
そんな折、ジョセフ・マーフィーという牧師さんであり、成功哲学的なものの専門家の本に出合いました。
中身はシンプルで、とにかく「自分の希望をイメージで描き、潜在意識に刻み込めばすべて実現する」というのです。
その願望実現に際して、物理的な努力は一切いらない、と語っていました。

こんなに都合のいい話はありませんよね。

その後そういった方向の本を読み漁った時期がありました。
すると、「ネガティブな言葉を発すると、ネガティブなことがおこる」なんて言う話もあります。
そこで試してみました。
どんなにつらくても、苦しくても「ツイてる」というわけです。
そう自分を言い聞かせるんですね。

 

しかし、なんだか気持ち悪い。
しかも何一つ実現しないし・・・苦笑

 

よくよく考えてみたら、こういう本に救いを求める人って、何かしら心の中にちょっとした闇の部分を抱えているものです。
最近の私は、前に挙げたポジティブ思考を試す前に、まずは暗い自分のなかの感情に光を与えることをお勧めします。
隠して、人に見せないようにしている感情や思いを見つけ、吐き出すんです。
このステップは何をしているかというと、
「ダメな自分として切り捨てようとしていた自分の一部の存在を、ちゃんと認めてあげる」
という事です。

ああ、自分にはこういうネガティブな部分があるな、と。
それを含めて一人の自分です。

 

これは、組織のマネジメントに似ているかもしれません。
ある分野に明るい人もいれば、苦手な人もある。
Aという仕事は得意だけど、Bという仕事をやらせるとさっぱりという人がいる。
こういう個性を持った人たちが協力関係ができるようにしたとき、組織って威力を発揮するんだと思います。

自分だってそうで、一見良い部分と、そうでないように見える部分があって、それも含めて一人の人間。
悪い部分を隠して、パフォーマンスが発揮できるとも思えません。
そして、自分で悪い部分と思っているところも、時と場合によればすごい才能として活用できることもあるのです。

自分がポジティブと思える思考だけをつまみ食いして、そうでない自分の一部を切り捨てることでうまくいくとは思えないのです。

 

じゃあどうすればいいかというと、まずは葬り去ろうとしているくらい自分の一部の存在をまずは認める。
そして、その暗い部分が何を求めているかをしっかりと受け止める。
闇の自分の主張をちゃんと聞いてあげるってことですね。

まずはそれだけでOKだと思います。

そのうえで、こんな言葉を意識してみてください。
才能があるということは、長所ではない。責任である。
ある修道士の言葉だそうです。

世界があなたの才能を待っている。

そんな風に言われたら悪い気はしないと思います。
そしてあなたの才能はもとより、これまでのすべての経験を合わせて一人の人間として見たとき、同じ人は一人としていないわけです。

 

そう考えてみたとき、一人の人間としての存在がまずは重要。
そして、そのあなたが、親の会社を継ぐと言った場合には、その場所で「自分の才能を余すところなく活かす」方向で考えるのがたぶん重要じゃないかと思います。
私がこんなことを言ってはいけないのでしょうが、後継者としてより、自分が一人の人間としてこの世界に何ができるのかをまずは考えたい、と思っています。

そこに至るまでにはさまざまな問題もあるかもしれません。
しかし、繰り返しますが、世界はあなたを待っているのです。

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