会社の風土を変えるのはオセロのようなもの

後継者が親の会社を継ぐ際、こんなことを考えることはないでしょうか。
今の会社の風土を変えたい。
もしかしたら、業績に対して厳しい先代の声に対して、ちょっと殺伐とした雰囲気があったり、
競争を促されていて、協力関係が見られなくなっていたり。

自分にとって都合の悪い社内の風土を後継者が変えるにはどうすればいいのでしょうか?

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私がよくさせていただく話があります。
それは、「常識というのはそのコミュニティの多数意見である」という話です。
だからよっぽどぐれた人ならともかく、そうでなければ「みんながやっている事」を人はマネをするのです。

わかりやすい話があります。
今はインフルエンザだの、コロナウィルスだの、いろんな病気が流行っています。
うつし、うつされないようにマスクをしてほしい、というのが職場としては求められる状態じゃないかと思います。
こういう時に、自主的にマスクをするのは、たいてい女性でしょう。
特に子供がいる場合は、いろんなところからうつされる危険があるし、うつされたら大変(子育ては休めない)なので、自衛策としてマスクをします。

一方、男性はマスクを嫌がります。
なかなかしてくれないのでどうすればいいか?という問題になった時、面白いことがおこりました。
他の社員が全員マスクをしてると、さすがに最後までマスクをしなかった人もバツが悪くなって「自分も・・・」という事になりました。
晴れてみんなマスク生活です(笑)

 

つまり、「みんなやってる」という状態を作り、それを知らしめればいいのです。
さらに言うなら、皆と違うことやってますよ、というシグナルを送り続けると、そこに反抗することがだんだんとむずかしくなってきます。

 

いかがですか?ちょっと簡単そうに見えてきませんか?

マスクとは違って、細かい社風は見えにくい部分があるので難しいと言えば難しい。
しかし、たとえば、社内の助け合いをしてほしいなら、何人かをまず説き伏せましょう。
説き伏せた社員が、助け合いを行っている姿を、一番乗ってこなさそうな人に見えるようにやります。
また、そういうことが行われていることを発表する機会を作ります。

ちなみに当社では毎週木曜日の朝礼では「こだわり大賞」を選出します。
仕事のこだわりに忠実だった社員を毎週表彰するのです。

 

やり方はいろいろ工夫できると思いますが、ステップはこんな感じです。

①こうなってほしい、という状態をみんなに伝える
②もっともその状態に近づいてくれそうな人を、実際に焚きつける
③その様子を、協力的でない人にも見せる
④徐々に、理想の行動をしてくれる人を増やしていく(説得するなども行う)
⑤過半数がその行動を当たり前と思い始めると、オセロのように社内は変わっていく

実はこういった「社風」を作ると、先代さえ行動が変わることもあります。
ちなみに当社では、かつては絶対マスクなんかしなかった人が、今はちゃんとしてくれています。

社風づくりは、オセロのようなもの。
そんな風に覚えておくと、役に立つときがあるかもしれませんよ?

 

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