感情を出せない後継者

後継者に限った話ではないのでしょうが、大人になると感情をあらわにできない人がけっこう多いのではないでしょうか。
この数か月の中で、本当に腹の底から笑ったのは何度くらいあるのでしょうか?
もしかしたら、数年さかのぼってみても思いつかない人もいるかもしれません。

そして、そういった感情を常に抑えている後継者は、それは職場に限った話ではないかもしれません。
家においても、自分の感情に蓋をしていたりすることはないでしょうか?

 

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もう何年も感情をあらわにしたことがない。
そういう後継者の方は多いのではないでしょうか。
いつも周囲の空気を敏感に読み、周囲と調和しながら生きてきた。
そういう後継者にありがちなのは、自分の感情に蓋をしているという事です。
じゃあそれが、会社でだけかというと、意外とそうでもないのではないでしょうか。
家に帰っても配偶者や子への気遣いは絶えない。
どこにいても、自分の感情を抑えることで、衝突を避けて生きている後継者は少なからずいると思います。

私も振り返ってみれば、心の底から笑ったり、
自分のなかにあるイライラをぶちまけたり、
悲しみをあらわにしたりといった、
感情を外に表現する機会は少なかったように思います。

もともとそういう性格だったんだと思います。
親の会社を継いだという事と直接的な関係はないのですが、親や兄弟との関係性の中でそういう癖がついたのは恐らく間違いないでしょう。
ずっとそれで生きていて苦しいこともなければいいのですが、自分を抑えている以上は、常に人生に「ものたりなさ」を感じている可能性はあるかもしれません。
親の会社に出勤し、この会社を継ぐことに対する不満や、ストレスは、もしかしたらそんなところに原因がある可能性もありそうです。

 

であれば、一つお勧めしたいことがあります。
それは、感情を少し大げさなくらいに表現してみる事です。
ふっとこみ上げてきた怒りをいつもなら抑え込んできたはずです。
これ以上問題を広げないように、自分さえ我慢すれば、という思いでその場を収めてきてはいないでしょうか?
けど今回だけは、「なんでやねん!」と怒ってみる。

結果については、自己責任です。
そんなことまで私が責任を取れるはずがありません。
だけど思い切ってやったら、すごくすっきりするかもしれません。
その時に気まずい空気が流れるかもしれませんし、ちょっぴり後悔するかもしれません。
それでもトラブルが大きくなろうと、自分の感情を出してみるというのは、何をやっているかというと、
「自分を大切にする」という行為です。

喜怒哀楽を表現するという事は、自分自身を表現することです。
だからそれを行うことで、ほんの少し、スッキリした気分になるんじゃないでしょうか。
合っているとか、間違っているとかは関係なしでいいと思います。
ムカついたら、ムカついたと言えばいいのです。

 

後継者は子どものころ、家の中では調整役に徹してきたのではないでしょうか?
親に気を使って、周囲に気を使って、物事が円滑に運ぶよう子どものころから気をもんできた人が多いと思います。
その結果、親の跡を継ぐという状況にある人はけっこう多いと思います。
それは、そうしたほうが、親が安心するし、周囲もそれを求めているような気がするから、だったんじゃないでしょうか。
自分のため、というより周囲のために後継者となったわけです。
それは逆に言うと、自分自身の意見には耳を傾けていない可能性もあるわけです。

そろそろ、自分自身の声に耳を傾けてもいいのではないでしょうか。

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