跡継ぎとして何をしていいかわからない

親の会社の跡継ぎとして入社したものの、自分の役割がよくわからない。
ただ何となく日常業務をこなしているだけではダメなんだろう、と思いつつも、だからと言って何をしていいかわからない。
そういう跡継ぎ・後継者はけっこう多いと思います。
そんな時、どんな風に考えればいいのでしょうか。

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跡継ぎ・後継者として会社を背負うとき、あまりに膨大な「やるべき事リスト」がプレッシャーになる人と、
頭がショートしてしまったかのように真っ白になってしまう人がいるようです。
途切れることのないやるべき事リストもしんどいですが、何をしていいのかわからないのも結構つらい。

今回は、後者の方について考えてみましょう。

これまではがむしゃらに現場の仕事をおぼえることに集中していたかもしれません。
しかし、現場のこともそこそこデキるようになって周りを見回してみたとき、ふと気づきます。
「たぶん、自分はこういうことだけしていていいわけないんだろうな」と。
跡継ぎ・後継者である以上、それっぽいことを進めていかねばなりません。
しかし、言われるがまま現場のことをおぼえたものの次に何をすればいいかがわかりません。

 

こういう時は、まずはゴールを見つめてみる事をお勧めします。
たとえば、まずはなにより、会社のリーダーとして自分が立つことが大事だ、と感じたとしましょう。
では、自分はどんなリーダーシップを発揮しているのでしょうか?
ここでのNGワードは「無理」です。
自分にリーダーなんて無理、と言い切ってしまうともう先に進めることができません。
だから、無理そうに見えても、「できるとしたら?」という前提で、イメージを作っていきます。

なぜ無理、と思うかというと、リーダーシップに対する誤った認識があるからでしょう。
リーダーは率先垂範で、とにかくグイグイメンバーを引っ張っていかなければならない、という誤解が未だ解けません。
むしろ、リーダーはメンバーの背中を支え、彼らが最大限の能力を使い切ることが役割です。
メンバーを「使う」のではなく、「活かす」です。
このように、キーワードを一つ買えるだけで、可能性が見えてきたりはしないでしょうか?

 

経営についてもわからないことばかりかもしれません。
それは、自分なりに学んでいくことも大事ですが、すべてを自分で解決しようとすると無理があります。
しかし、どうしても誤ったリーダーのイメージが付きまとっていて、「強い自分でなければならない」と苦しむことが多い。
よくよく考えてみると、俺は何でも知っている的上司って、あまり人気ないと思うんですけどね。
俺についてこい!で成功する人はごくわずか。

むしろ、人は自分の話を聴いてくれる人を大事にします。
自分の話を聴いてくれる人に、人は信頼を寄せます。
だから、「俺についてこい」タイプじゃない後継者は、ぜひ、社員一人一人の話を聴いてください。
そうして彼らの話を、経営に生かすにはどうすればいいかを考えてみてください。
そうすることで、少しずつ前に進むこともあるんじゃないかと思います。

頭が真っ白なら、いろんな色を、いろんな人から提供してもらえばいいんです。
その姿勢は、今の時代のリーダーシップのあり方から、決して外れてはいないと思います。

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