親の会社の跡継ぎなのに仕事をやる気が起きない

ネットでいろんな声を見ていると、たまにこんな話があります。
自営業なのに仕事がキライ
親の会社の跡継ぎなのに仕事が好きになれない

こういう話って、自営業であるとか、経営者であるとか、
跡継ぎ・後継者といった立場の場合、
そうとうなタブーな話題と考えられがちです。
だから口にも出せないことは多いのではないでしょうか。

 

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経営者と言えば、土・日とか関わらず仕事をしてる。
日曜日に仕事がないときはゴルフで交流。
朝は早くから、夜は遅くまで、パワフルに働いている印象があります。

私も若いころは、休日出勤を嫌がる自分を認識したら、
そのことで随分と自分が経営者として不適格だなぁ
なんて思っていたこともありました。
休むということに罪悪感を感じていて、
子どもの運動会を見るために会社を休むとか、
絶対できないし、それこそが後継者の生き方だと思ってました。

 

しかし今では、
「どうすれば、週休三日制ができるだろうか?」
と割と真剣に考える日々(笑)

相変わらず、月曜日は嫌なんです。

skeezeによるPixabayからの画像

 

 

 

 

 

さすがに今は、仕事がキライとまでは言いませんが、仕事の時間と休みの時間はわけたいと思うタイプです。
だから、例えば休日に仕事の電話なんかが入ると、かなりイラっと来ます。
まあ、まだまだ仕事とやりたいことがうまくマッチングしていないのでしょう。

 

まず、仕事がキライ、という問題。
基本的にこれは「やらされている」感覚があるから、と思っています。
やりたくないのにやらされている。
だからますます嫌になる。

むしろ、仕事そのものがキライというよりかは、
「やらされている」というシチュエーションがイヤなのかもしれません。
人間、何でもやらされると嫌なものです。
好きなことでも、「やらなければならない」というシチュエーションだと、とたんに好きでなくなったりします。

そして、跡継ぎ・後継者は、そもそもがやらされてるって感じになりがちです。
そうすると、他にやりたいことがあるわけでなくても、「俺にはほかに選択肢がなかった・・・」なんて言う風に、立場を呪ったりしがちです。
こういう時には、「跡継ぎだから嫌々やってるんだ」という自分を客観視すると、少し楽になります。
じゃあどうするか、っていうのは次の問題ですが、仕事がキライというより跡継ぎとしてやってるのがキライ、とわかる事で問題の根っこがわかったことになります。

 

で、本当に、仕事そのものがキライな場合もあります。
私なんかはこのパターン。
保険の仕事をしていますが、その保険って何かがあってお客さんに保険金を払うかどうかを決めるのは保険会社(メーカー)です。
自分に何一つコントロールできるものがないことを認識した時、こんなあやふやな状態での仕事、ちょっと嫌だな、と思ったわけです。

もちろん、この仕事に人生をかけている人はいます。
なにしろ、お客様の窮地を保険で救うことができることもあるのですから。
しかし私は感覚的に、そんなまれなケースよりもむしろ、そうでないときのほうにフォーカスしがちでした。
まあそういう視点を持ちがちだったのもやらされ仕事という前提があったからなのかもしれません。

ijmakiによるPixabayからの画像

 

 

 

 

 

 

どう考えても今の仕事が好きになれない。
そういったときに、ちょっと考えてみたいのは「じゃあ、どんな仕事がいいのか?」ということです。
自分のなかではっきりと答えが出ているなら、その世界を覗き見る工夫はしてもいいんじゃないかと思います。
それが今の会社を辞めざるを得ないとしたら、それなりの決心は必要でしょうがそれも一つの生き方です。

普通の会社以上にやめにくいのが、跡継ぎなわけですが、それでもなお、今の立場を離れたいという衝動が強いならそちらへ舵を切るのもアリじゃないかと思います。
しかし、そういった強い衝動を感じるものがないとしたら、今の会社の仕事を変えていく方法を考えて行くのが一つのやり方でしょう。
新規事業を立ち上げてみるとか、同じ業種でもコンセプトをトコトン変えるとか。
それはそれでいろいろと抵抗があると思います。
それでもやり切れるほどの強い思いがあるならば、それはそれでいいことだと思います。

人は、自分が夢中になれることを見つければ、その時点で幸せなんじゃないかな、と最近思います。
その夢中になれることが、会社改革だとしたら、それはそれでアリと思いますし、
会社を脱出して自分の思いを実現しようとするのだとしたらそれもアリだと思います。

大事なのは自分で決めることです。
誰かの言葉に従うと、いつまでたってもやらされ仕事から抜けられないのではないでしょうか。

 

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