その制止、誰がしてますか?

後継者の中には、「どうせ自分なんて」というような事を普通におっしゃる方がけっこういます。
自分に価値がない、あるいは、会社を継ぐほどの人間ではない、という感覚なんでしょう。
そういう人にはある傾向があります。
誰も言っていないことを、勝手に信じ込んでしまっているのです。

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「やろうとすると、やってはいけないという圧力がかかる」
「現状を打破しようと思って一歩前に進もうとすると、止められる」
という話をされたりします。

そこでちょっと考えてみてほしいのですが、
そう言ってるのは「誰」ですか?

 

誰かが声に出して、あなたにそう伝えたのでしょうか。
もちろん誰かがはっきりとあなたに対して、「そんなのダメ」といったケースもあるかもしれません。
しかし、半分以上は、誰もダメとは言っていないのではないでしょうか?
どちらかと言えば、自分が頭の中で作った幻想、ということはないでしょうか。

自分の記憶の中には、たしかにAさんの声ではっきりと脳に刻み込まれている言葉だったりするかもしれません。
しかし、振り返って、いつどんなシチュエーションで、どこで言われただろう?
と思っても、思いだせないことはないでしょうか。
それはもしかしたら、自分の脳が勝手に作り上げた偽の記憶かもしれません。

 

実は、人間の脳というのはとても都合よくできていて、自分が苦痛や苦難を感じないようウソの記憶を創り出すことはよくある話です。
実際に、実験で、ウソの記憶を植え付けるようなことも成功したとききます。(まるで映画『インセプション』みたいですね)

Sehz-KarenSallによるPixabayからの画像

 

 

 

 

 

細かいことはともかくとして、自分が「楽」をできるような気を苦を作り上げるのは、脳にとっては朝飯前。
だから、「誰かに邪魔をされた」という記憶、紐解いてみると非常にあいまいなものと感じられる可能性があります。
良くあるパターンは、「こんなことをしたらきっと〇〇さんは、いい顔をしないだろうな」という忖度。
後継者である場合、この「〇〇さん」に入るのは親であることが多いと思います。
親はきっとこんなかと望まない、と勝手に考えて、勝手に自分にブレーキかけて、勝手に親のせいにしていること、けっこうあったりもします。

現実に起こっていることがあって、そこから推理した内容だと言い張るかもしれませんが、その推理は割と自分の心証を反映していることが多いものです。
本当はチャレンジしたいけど、ちょっと怖い。
だからやりたい一方、やりたくもない。
やりたくないのを、自分の気持ちと認めてしまうと、自分の弱さを目の当たりにしてしまう。
だから都合のいい存在として、「親はきっとこんなことは許さないだろう」と考えて、「親のせいでできない」と自分を信じ込ませる。

 

このように書くと、後継者的には、なんだかかっこ悪い感じに見えるかもしれませんが安心してください。
この程度の自己欺瞞(自分で自分をだますこと)は、みんな無意識にやっています。
自分がちょっとビクビクするようなことをやらないようにしつつ、けど弱虫ではない、と自分をだます。
逆にやりたくないことをやるのに、自分はこんなにいいひとだと自分をだます。
ありがちな、掛け声がやたらと大きい人(おれは世の中かえてやるーー!的な)は、そうやって自分で自分を説得してるんじゃないでしょか。

そうやって、「こうでありたい自分」を演じるのは、個人の自由ですが、私の経験上
・パフォーマンスは決して良くない
・本人は結構しんどい
・何を成し遂げても満足を得にくい
という傾向があるのではないかと思います。

本当の自分を知る、というステップがたぶん大事なのでしょう。

 

 

 

 

その時に、一つのコツとして、自分の長所というか好きなところを活かしていくことを意識してみてほしいのです。
自分を自分をプロデュースするつもりで、自分が強い部分を見つける。
強い部分というのは、「ほかの人が苦労しないとできないことを、自分はなぜか普通にできてしまう」ことです。
私で言えば、毎日書くこと。
毎日、過疎ってるのに動画をとること。
なんだか習慣化して毎日続けることが割と得意みたいです。(40歳代後半まで気づかなかった特技)

それをどう使うかは、ご自分でぜひ考えてほしいのですが、とりあえずどこへ向かうということは脇に置いておいて、
自分の持っている長所を生かして人生をプロデュースするとすれば?ということを第一に考えてみてはいかがでしょうか。
きっと何かが見つかるのではないかと思うのですが。

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