後継者が経営センスを磨く方法

経営センスっていったって、なかなか難しいものです。
そもそも何をもって経営センスというのか?という疑問もありますね。
今回は小難しいことはわきに置いておいて、なんとなく経営センスがあるっぽい人になるにはどうすればいいか?
ということについてお話ししたいと思います。

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「センス」っていうのはあいまいな言葉です。
辞書で調べるとこうあります。

物事の微妙な感じをさとる心の動き。微妙な感覚。

この微妙な感じをさとるというのはややこしくって、「こうすればできるよ」ということが伝えにくいものです。

 

娘は、ヴォーカリストの歌を上手いとか、下手とか批評していたのでどう区別してるか聞きました。
すると、
「ビブラートのかけ方」
と言っていました。

うーーーん・・・
あえてビブラートをかけない時もあるし・・・。

 

高校時代の友人は、ギターリストを上手いとか下手とか批評していました。
そこで、どう聞き分けてるの?と聞いてみました。
「速弾きしてるのを、自分が口でまねできるかどうか」
速弾きというのは、ギターソロで速いメロディーを弾くことです。
それを自分の口で再現できる速さだったら、下手。
口真似で再現できないほど速ければ、上手い、ということらしい。

これもちょっと違うんでしょうね。
速けりゃいいってものではないわけですから。

 

絵画でもそうですよね。
たとえば、あまりに緻密で写真と見間違えるほどにリアルな絵画がいい絵か?
というとそうでもなさそうです。
そういった絵と、ピカソや、岡本太郎の絵を並べたらどう批評するのでしょう。

どんなものであれ、単純な技巧の評価ではないのが芸術の世界の評価だと思います。

 

こういった、数値化できなかったり、明確な判断基準があいまいなものを評するのがセンスだと思います。

実は、経営というのも結構難しいもので、個々の指標は数値化できます。
しかし例えば、利益率が高ければ高いほどいいのか?と言えばそうでもない。
借金がなければいいのか?と言えばそうでもない。
規模が大きければ、社員数が大きければ・・・
そういった定量的に測れないのが、経営の良し悪しだと思います。

さて、芸術においては、そのセンスを磨く方法は割とシンプルです。
対象とする芸術にたいして圧倒的な量の情報に(真摯に)触れる、ということです。
子どものころから本物を見続けた人は、本物の芸術を理解するという話を聞くことがあります。
音楽でも、絵画でも、舞踊でも、小説でも、とにかくたくさんの量、その芸術と接することで次第にわかってくることがあると思います。
ただ、単に接するだけではセンスが磨かれる可能性は低いように思います。
その機会に対する真摯さ、ということもおそらく大事なのではないかと思います。

 

経営においても、実は同じことが言えるのではないでしょうか。
たとえば、似てるビジネスをやっている会社として、Amazonと楽天があります。
この会社の経営の方向性の違いをスッと理解できる人は恐らく経営センスがある人なのでしょう。
Yahoo!とGoogleの違いもまた同様です。

もちろん見分けるだけでなく、自分でやるときもセンスのない人とは一味違ったビジネスができるはずです。

このセンスを磨くのは、やはりたくさんの経営情報に触れることだと思います。
そのための方法は数限りなくあります。
経済誌、ビジネス誌、研究誌、WEBサイト、書籍、セミナー、経営者との交流など。
0円でできること、数百円でできること、数千円から数万円かかること、さまざまなものがありますがこういった情報にどっぷりつかると、自然とセンスは磨かれると思います。
英語もシャワーのように聞けばマスターできるといいますから、経営情報だってきっと同じです。

だから、浴びるように経営情報に接してください。
その一助として、経営に関する読書会をボチボチやってます。
良ければ、ぜひ参加してみてくださいね。
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