後継者は、考える仕事をしてください

今日一日、今週一週間、振り返ってみてください。
あなたは、どれだけ「考える」仕事をしたでしょうか?
また、明日から、どれだけ考える仕事をするのでしょうか?

経営者としての一歩は、考えることから始まります。

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私が、家業である父の会社に就職してしばらく、一日の流れはこんな感じでした。
6:30 出社~コーヒータイム
7:00 仕事開始。今日のスケジュールと訪問資料の確認。
8:00 社員が出社し始める。
9:00 お客様からの電話への対応
10:00 外出(営業)
17:00 帰社。お客様からの連絡などの対応
18:00 提案書の作成など
このあとだらだら仕事して、20時~21時ごろ会社を後にする感じです。

ほぼ毎日同じスケジュールが延々と続きます。
つまり、
超マンネリ生活を続けていた
わけです。

この状態において、創造性など皆無。
お客さんから言われたことをやり、
メーカーから言われた商品を売り込み、
お客さんから受けた質問や要望に対処し、
なんとなく一日を終える。

単に、作業しかしていない日々だったわけです。

もちろん、お客様への提案書に工夫を凝らすってことはあります。
けど頭を使ったってその程度。
当時は、その程度にしか頭を使わなくたって、商売が成り立っていたのです。
同じことを繰り返せば、ハムスターの回転遊具のように、グルグル回り続けられたのです。

1年前の今日と、まさに今と、相手にするお客様や手に取る商品は変わったとしても、同じことをやっている。
こんなことに気づいたときに、これはヤバイ、と思ったわけです。
今風に言えば、AI(人工知能)でもできることをただやっているだけの日々。
そりゃあ、焦ります。

で、スケジュールを見直しました。
頭を使うのは、一般的に朝が一番いいと言われています。
この時間に余計なことに脳を使わないように、スティーブ・ジョブズも、マーク・ザッカーバーグも毎日同じ服を着てるわけです。
だから、朝の時間に電話をとるのを辞めました。
また、朝9時から11時くらいまではできるだけ、人と会わないようにしています。
この時間は、頭を使う時間です。

そこで、いろんなことを考えるわけです。
会社の未来がどうなって、業界の未来がどうなって、社会の未来がどうなる。
その中で自分の会社はどんな位置取りをして、どんな価値を提供するのか。
それを自分の中で完結させるのか、社員を巻き込んで考えてもらうよう仕向けるか。
だとすると、どんな方法が考えられるのか。

そうすると、当たり前にやっていたことが恐ろしいほど時代遅れなことに気づくことがあります。
顧客の理想とズレているビジネスモデルに気づくこともあるでしょう。
逆に言うと、何も考えずにただただ、回転遊具の中を走り続けていたら、そのことにさえ気づかなかったと思います。

なにしろ、あれは、走り出すと前しか見えない。
わき目も振らず走り続けないと大変なことになります。
しかし、一旦立ちどまってみると気づくことがあります。
走り出したときと全く景色が変わっていないことに・・・。

つまり、何の進歩もしていない可能性があるわけです。

 

ブレッド・キング著「拡張する未来」では、興味深いデータが整理されています。

特定テクノロジーがマス利用に到達するまでの年数

電気    46年
電話  35年
ラジオ 36年
テレビ 26年
パソコン16年
携帯電話13年
www  7年
iPod    4年
Facebook 3年
iPhone  2.5年

圧倒的に時代の流れは速くなっているということです。
そして本書ではさらに、新たなインフラが整うと古いインフラは数年内に姿を消すといいます。
まあ当たり前といえば当たり前です。
回転遊具を全力疾走しているあいだに、浦島太郎状態になってました、なんていう笑えない話は少なからずありそうです。

 

仕事の中で、作業と仕事を分け、世の中をみる。
これからの会社を背負う後継者が意識すべきことだと、私は考えています。

だから、ぜひ、考えてください。
そしてそれを少しずつでいいので、実践していってください。
心配しなくても、世の経営者のほとんどは浦島太郎です。
ちょっと考えただけで、差ができますから。

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