後継者の意見が通らないとき何が起こっているのか?

新しい提案をしてもすべて先代に阻まれる。
後継者にとっては、悩ましい問題にぶつかることが多々あります。
会社の事を思って、これからの事を考えて提案したことが、あえなく却下される。
あろうことか、後継者の人格否定の言葉を伴うことさえあるようです。
その背景では、いったい何が起こっているのでしょうか?

 

こんにちは。
中小企業二代目サポーター、田村薫です。

 

後継者の立場としては、これからの会社の事を考えて、新しいことにチャレンジしたいと思う事があります。
あるいは、自分が自分らしく経営するために、今のやり方を変えていこうというケースもあるでしょう。
しかし、多くの場合はそういった提案は、徹底的につぶされます。
時には、明確な理由さえ示されることさえなく。

 

そうなると、後継者としても躍起になります。
なんでそうなるのか?
おかしいじゃないか!
何を考えているんだ!
先代をののしりたくなる気持ちもふつふつと沸いてきます。

そんな事が続くと、なんとか会社から先代を外したい、先代の口を閉ざしたい、そう思い始めます。
結果、お互いの関係は泥沼化。
この延長線上に、果たして勝者はあるのでしょうか。

 

仮に、後継者が先代を追い出したとしても、なんとなく心の中に変な引っ掛かりを残すことになるのではないでしょうか。

 

私もまた、そのような状況を経験しています。
誰もいない事務所で、ファイルキャビネットを蹴飛ばし、悔しさに歯ぎしりをし、体の震えが止まりませんでした。
日々の歯ぎしりで、歯茎が腫れ、お客様との会食中に歯が折れて慌ててトイレに駆け込んだこともあります。

事業承継での親子の対立は、後継者が自立しはじめ、自分なりの技術・手法を試し始める頃に深まります。
実は、そこにはもはや”本能”とでも言わざるを得ない人の心が関与しています。

 

考えても見てください。
親が会社を創業し、その跡を継ごうと入社した子供。
この関係が、初めから冷めきっていることなどあり得るはずがありません。
相互に、愛情はあったはずなのです。

その関係性が、事業を共になる中で悪化し、憎しみ合う関係になる過程には、理解してみればシンプルなメカニズムがあります。
しかし、多くの方はそれに気づくことがなく、表面的に現れる状況のみに翻弄されてしまいます。
後継者の行動を、否定し、罵る先代の行動には、先代が自分を守ろうとする本能が強く影響している可能性が非常に高いと考えています。

そのメカニズムを知ることで、先代が守ろうとしているものを確保しながら、後継者が自分なりのやり方を確立する流れは作れる可能性が高まります。

 

そこへの対処法は、次の三つ。
①先代の領分を荒らさない。
②先代の居場所を確保する。
③先代の不安を取り払う。

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