創業者

後継者と先代の物理的ファイヤーウォール

先代と後継者の悩みを聞いていると、なかなかキレイごとでは済まない話も多い。
たとえば、当社のセミナーにお越しになった後継者がうつ病なんです、というケースは決して少なくありません。
後継者は「会社を良くしたい」という思いと、「先代の意向」の板挟みになることで、前に進むエネルギーが枯渇してしまうのです。

そんな時は末期的症状に至る前に、先代と後継者のファイヤーウォールを作ることができれば理想的かもしれません。


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親の会社を継ぐ技術

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どんな会社も、新しい商品やサービスを開発していかなければ先細りになってしまいます。
特に理系の創業者の場合は、新たな商品開発に熱中する方も多い。
とにかく開発だー、とばかりにお金を湯水のように使うケースも多いようです。

一方、理系ではない場合は先代は保守的になりがちで、後継者が先進的な経営を進めようとしても、なかなか前に進まないこともあります。

それ以外でも、先代はパワハラ、セクハラ、モラハラなんていうのが当たり前の時代に生きてきています。
特にパワハラはひどい場合も多いのですが、本人はまったく悪びれる様子もない事も多い。
後継者としてはひやひやものなんですが、言ったところで聞いてもらえないことが多い。

こうなるとお互いが相手のやることに干渉するような状態になります。
そうやって確執を深めていったりします。

そこで検討してほしいのは、分社化だったり、プロジェクトチームを分ける事だったり、お互いが干渉しないで済む環境をつくれないかどうかです。
うまい具合にできる場合ばかりではありませんが、アイデアとしてはアリなんじゃないかと思います。

一つの手としてご検討ください。


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