後継者

後継者の見方は意外なところから現れる

親の会社を継ぐ後継者が、社内に味方がいないと苦しむことは多い。
なんとなく見ていると、誰もかれもが先代派で、自分の味方がいないかのように思えることがあります。
そんな時、ちょっと気を付けてみてみてほしいことがあります。


私の著書です。

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親の会社を継ぐ技術

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私は、親子の経営の中で、社員にやめられたりしたことが何度もあります。
正直元々、人と関係を結ぶことが得意ではない私です。
どこか遠慮しすぎて、あまり深いこみゅいケーションを社員と撮れていなかったように思います。

さて、だいたい、後継者が親の会社に入った時、そこそこ力のある社員が中心的メンバーとして配置されていると思います。
私たち後継者としても、そういう人たちがうまく使えればいいな、と思ったりもすることでしょう。
しかし、ある時私は、驚くべきことに気付きました。

というのも、だいたい私が新しい方針を打ち出すと、こういった中心メンバーが辞めていったりすることが多かったのです。
実務が回らなくなる、と肩を落としてたりするところ、驚くべきことに今まで全く目立たなかった人がどんどん頭角を現してくることがけっこうありました。
「今までは、先輩がいたからあまり発言しませんでしたけど・・・」
といいつつ、「ほんとうはあまり効率の良いやり方とは思っていませんでした」なんて発言も出てくるくらい。

組織って面白いもので、人が出たりすると、パワーバランスが変わってくるんですね。
だから、人が辞めてもあまり心配しなくてもいいのかもしれません。
それは、サナギから蝶に変わる前段階なのかもし得ません。

 


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親の会社を継ぐ技術

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