後継者

後継者トレーニング(16)後継者は「仮」でも即答を

リーダーって、ともすれば一般の社員から行動が見えなくなりがちです。
一方で、社員は自分たちの事を社長も後継者も、わかってくれていると思いたいものです。
たとえば、社長や後継者に対して、ある社員が何か提案したとします。
社長や後継者は、毎日多忙を極めており、その提案を前向きには検討しよとは思っていても、今日明日という優先度でもない。
そうすると数日放置することになるのですが、それが他の社員の逆鱗に触れることがあります。

社員にとっては、自分の提案ひとつの意識しかないので、社長や後継者が他の仕事に追われていることに気づかないのです。

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積極的な社員ほど、社長や後継者にスピードを求めがちです。
今日送ってきた提案メールに、翌日に返事がなければ機嫌を損ねることがあります。
あるいは、お客様からの連絡についてメールを送っても、見たか見ていないかがわからない、ということで事務とトラブルになることもあります。

こういった懸案事項や、連絡については、一見些細なことですが、これでリーダーシップを疑われることがけっこう起こったりします。
さて、こういったときに、「すぐに断定的な回答をはじき出す」ことがリーダーのスキル、なんていうことも言われてるかもしれません。
しかし、モノによっては熟考を要するものもあるでしょうし、関係各所に確認をとるべき事項もあろうかと思います。
にもかかわらず、「即答しなければ格好悪い」とばかりに即答して失敗した経験、私にはけっこうあります。

そこで感じたのは、確かに即答したほうがよく見えるのですが、そこで最終結論を出さなくてもいい、という事です。

たとえば、メールをもらいました。
であれば、
「確認しました。●●と共有して1週間以内に返答します」
と即答すればいいのです。

〇〇な提案があります、と言われればいったん受け入れ、
いつまでに結論を出す、と伝えればいいのです。

ある意味シンプルなビジネスマナーレベルの話なのですが、それができない人があまりにも多いのです。
仕事を頑張っている人ほど、こういった問いかけや投げかけを放置されると、モチベーションは大きく下がります。
だからとにかく、
「見ましたよ」
「検討してますよ」
「審議してますよ」
という状態を言葉にして、即答することが大事です。

一見小さなことに見えるかもしれませんが、こういった小さな信頼の積み重ねが社員との絆を産みだします。

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