後継者

1000冊目の変化 

後継者のみなさん。
勉強してますか?

後継者と勉強。
相性がいいようで、良くないようで。
前回の記事がけっこう重かったので、
今回はかる~く、私の雑感を。
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後継者はけっこう勉強熱心な方が多い。
けっこう真面目なんですね。
けど、勉強すればするほど、感覚は先代と離れていく。
それが頭でっかちとかいわれたり、自分でもそんな劣等感を感じたりもする。

けど、やっぱり勉強はやったほうがいい。
それも普通じゃないレベルで。

 

私は、学生時代は本とかは一切読まない人でした。
たぶん学生時代全体を通して、自発的に読んだ本は5~6冊くらいじゃないかと思います。
それ以外はマンガばかり。

しかし、仕事をするようになって、そこそこ本を読みました。
一番初めに手に取ったのがセールス本だったと思います。
今から考えると、「個人の自慢話」的なつまらない本だったような気がします(笑)
ま、それはともかく、いろいろ読んでいるうちにあることに気づきました。

たとえば、セールスがうまくいかないとする。
その場合、セールスがうまくなろうと考えてても、上手くいかないことも多い。
問題はいろいろ複雑に絡み合ってることが多いのです。
さらに、セールス本に関しては、その人の個性が反映されやすい。
つまり再現性が低いのです。
ということもあって、実は本には書かれていない部分にたくさん重要な要素があるんじゃないかと思います。

そうすると、その著者にあってみて、その振る舞いや人柄を五感で感じ取ってみる。
そうやって初めて本の内容が理解できる、ということもよくあります。
つまり、本で得られる知識は、基本の「キ」でしかない。
だからその著者に会いに行く、というのはとても有効です。
セミナーやらをやっていたら、ぜひ、参加してみてほしいものです。

 

それがおっくうであるとすれば、やっぱり本が手っ取り早い勉強の手段です。
実はある方に、こんなことを教えていただきました。
「自分は、1年に500冊の本を読んでいる。それをすると、自分の脳のOSがバージョンアップしたような気がする」
という刺激的なことをおっしゃるわけです。
単に知識が増えるというだけじゃなく、判断の一つ一つが変わってくる、ということじゃないかと私は理解しました。

で、やってみました。
さすがに500冊は大変なので、一日ほぼ1冊。
年間で300冊を目標にしました。
1年目・・・
確かに知識は豊富になった。
なんとなく考え方も変わったような気がする。

2年目・・・
自分の根幹となる考え方はすごく変わった。

そして3年目に入って。
考え方だけではなく、知識と知識がうまくつながり始めました。
目の前に現れる対処すべき問題に対して、「あれと、これを組み合わせたらうまくいくんじゃないかな?」という仮説がいとも簡単に出てくるようになったのです。
今までは、「〇〇という本によると△△ということらしい」という感じでした。
学んだ知識と知識をつなぎ合わせてアウトプットできるようになりました。

 

もちろん、本からの情報だけではないですよ。
実際にちょっとは実践してみる。
先の、著者に会いに行く話ではないですが、やっぱり実践で得られるフィードバックというのは半端ではない情報量です。
けど、ヤル気が起こらないとか、どこから手を付けていいかわからないとか、そういう状態であるならまだ情報が足りない(笑)

だいたい私の感覚で、意識して読み始めて1000冊あたりがターニングポイントのように感じています。
そこを超えたときから、知識が身になっていく感じが出てきました。
といっても、取りこぼしのほうが多いですけどね。
それでもないよりかはマシです。

よかったら騙されたと思って、1000冊くらい読んでみてください。
ビジネス書だけじゃなくてもOK。
小説などだとそこに描かれたエピソードから自分は何を学べるか?を意識しながら読んでいくと役立つことも多いと思います。

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