創業者

後継者と先代の物理的ファイヤーウォール

先代と後継者の悩みを聞いていると、なかなかキレイごとでは済まない話も多い。
たとえば、当社のセミナーにお越しになった後継者がうつ病なんです、というケースは決して少なくありません。
後継者は「会社を良くしたい」という思いと、「先代の意向」の板挟みになることで、前に進むエネルギーが枯渇してしまうのです。

そんな時は末期的症状に至る前に、先代と後継者のファイヤーウォールを作ることができれば理想的かもしれません。


私の著書です。

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。

親の会社を継ぐ技術

親の会社を継ぐ技術

 

 

 

 

 

 

ブラッシュアップアカデミー(無料版)


どんな会社も、新しい商品やサービスを開発していかなければ先細りになってしまいます。
特に理系の創業者の場合は、新たな商品開発に熱中する方も多い。
とにかく開発だー、とばかりにお金を湯水のように使うケースも多いようです。

一方、理系ではない場合は先代は保守的になりがちで、後継者が先進的な経営を進めようとしても、なかなか前に進まないこともあります。

それ以外でも、先代はパワハラ、セクハラ、モラハラなんていうのが当たり前の時代に生きてきています。
特にパワハラはひどい場合も多いのですが、本人はまったく悪びれる様子もない事も多い。
後継者としてはひやひやものなんですが、言ったところで聞いてもらえないことが多い。

こうなるとお互いが相手のやることに干渉するような状態になります。
そうやって確執を深めていったりします。

そこで検討してほしいのは、分社化だったり、プロジェクトチームを分ける事だったり、お互いが干渉しないで済む環境をつくれないかどうかです。
うまい具合にできる場合ばかりではありませんが、アイデアとしてはアリなんじゃないかと思います。

一つの手としてご検討ください。


私の著書です。

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。

親の会社を継ぐ技術

親の会社を継ぐ技術

 

 

 

 

 

 

ブラッシュアップアカデミー(無料版)


関連記事

  1. 経営品質は”中身”ではない、という気付き。

  2. 後継者・跡継ぎが不安を感じた時どうふるまえばいいか?

  3. 後継者としてお客さまとの関係を把握する

  4. 跡継ぎから見た、家族経営を上手くやりぬく3つのコツ

  5. 後継者が苦しいと感じているとき、自分が何に注目しているかを見極めよう

  6. 親の会社を継ぐ後継者が、できれば避けたい考え方

  7. 親の会社を継ぐ後継者は、親の人生から逃れられない!?なぜならば…

  8. 親である先代からのきっちりした引継ぎが後継者になされない