後継者

後継者が経験する出会いと別れ

春です。
春と言えば、出会いと別れです。
実は後継者は、仕事をすすめて行く中でいろんな出会いと別れを経験します。
ある時は従業員だったり、ある時はお客様だったり。

けど、それは始まりの合図なのかもしれません。


私の著書です。

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親の会社を継ぐ技術

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人間関係って、お互いがいろいろと影響を与えあいながら一つの関係を作っています。
そうなると、片方が変化をすると、相手もその影響を受けることになります。
たとえば、自分が成長すると、ついてこれない人は自分の元を去っていきます。

後継者は、実は結構な勢いで成長します。
短期間で実務を覚え、
業界の情勢を網羅し、
経営について学びます。

もちろん一足飛びにすべては学べませんが、普通の社員とのスピードは歴然です。
そして、だんだんと先代とは違った経営戦略だったり、会社の在り方を模索し始めます。
入社から5年から10年もすれば、そんな思いを持ち始めることでしょう。

その時に後継者は、だんだんと、周囲の人間との意識のずれを感じ始めます。
たとえば、実務上頼りになる古株の社員が、未来の話となると全く話が合わなくなったりします。
逆に、実務の上ではあまり役に立たない新入社員と意外と話があったり。

これは何が起こっているのかというと、自分が変わることで社内の人間関係のバランスが崩れ始めている証拠です。
この事は決して悪い事ではありません。
後継者が成長し、自分の考えを表現し始めた証左です。
ただし、そのことで、実務上頼りにしている人間が後継者の元を去ることはあるかもしれません。
そんな時、後継者は自分の至らなさを責めたくなるかもしれません。

けど、大丈夫。
自信をもって進んでください。
確かに実務上、かなり混乱する経験もするかもしれません。
しかしそれを乗り越えれば自信になります。
このような試練は、私たちがステップアップする際、必ず通る通過儀礼のようなものです。
ぜひとも、自分を信じて進んでほしいと思います。

社員が全員自分の元を離れた、なんていう経験をする後継者、一人や二人ではありません。
あなただけではありません。
未来を信じて進んでください。

 


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