後継者の方って、将来に対しての不安が多い。
だから、一生懸命勉強する人も多い。
私もご多分に漏れず、色んな勉強してきました。
こんな情報、欲しい人がいるかどうかはわかりませんが、ひとまず書き残しておきます。
私の著書です。
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Contents
後継者が一番初めに学ぶこと
現在の実務を学び「使える」人財になる
後継者が何を置いても一番初めに学ぶのは、「一社員として使える」人間と評されるところまでの学びではないかと思います。
具体的に言うと、現在の事業の実務ですね。
これをそこそこマスターせずに、あれこれ口を出そうとしてもなかなかうまくいきません。
特に既存社員さんは、「お手並み拝見」って感じでいています。
彼らが認めるような仕事をしない事には、なかなかリーダーとしての能力は発揮しにくいかと思います。
実務を知るには同業他社を知る
数年で社内の事をおおむね理解したら、外に出たいところ。
私は同業者団体にいくつか所属し、同業他社の職場見学や、お話を伺いに行きました。
そうすると、同じ仕事の仕上がりも、会社によって手順が違ったり、独特の工夫をしてたりしているケースがあります。
そういったものを取り入れたり、俯瞰して仕事をとらえるという意味で、同業他社を知ることはお勧めです。
後継者としての功名心
後継者として売上をあげたい
私だけでなく、多くの後継者の方は、事業承継の中で売上をあげたい、と思われる方、多いのではないでしょうか。
後継者として、認められるような実績を残したい、という思いだと思います。
私の場合、家業が保険屋さんでした。
つまり、一軒一軒のお客様への売り込み方法をいろいろ工夫しました。
その過程で、セールス講座や、セールス本は一番初めに関心をもった社外での学びです。
セールスだけでは十分でない?
そのうちに、自分でセールスすることへの限界を感じ始めました。
一人で頑張ったところでせいぜいこの程度。
また、私自身、セールスに対する苦手意識を持っていました。
だから、次に学び始めたのがマーケティング。
その世界で有名な神田昌典氏曰く、「マーケティングとは、セールスマンの前にお客を連れてくること」と言っておりました。
そういう役割が必要なんだな、とかなり没頭しました。
後継者が経験した「動かない組織」
いくらマーケティング知識があっても…
さて、マーケティング知識があり、施策を展開しても、例えばセールス部隊がそこに会った動きが出来なければ効果は出にくい。
事務部門だってそうです。
今までの社内の動き方を変えていこうとすると、壁にぶち当たります。
それは、思うように社員が動かないという事。
これをどうするか、頭を抱える時期に入りました。
理念経営について考える
組織を動かすにあたって、それなりに真剣に考え始めたのが理念経営。
そんな事を考え始めると、そもそも会社の存在意義って何だろう?みたいな難しい問いに入っていきます。
そして自分なりに理念を考えたり、社内で唱えたりするのですが、人は動かない。
じゃあどうすれば良いのだろう?という事を考え始めます。
後継者は組織マネジメントとモチベーションについて学んだ
そして次に、モチベーションについて学び始めました。
モチベーションってどうすれば上がるの?って話ですね。
そこで知ったことは、ニンジンをぶら下げるモチベーションマネジメントは、長い目で見るとむしろ逆効果という定説。
じゃあどうすんねん、ってことで、成人発達理論とかふわーっと勉強しました。
ちょうど、若いころから自己啓発的なことは継続して学んでました。
そういう意味では、自分で実践していたことを社内に落とし込むにはどうすればいいか?なんてことも考えてましたっけ。
この組織マネジメントというのは、深く入ると結局人間理解。
どんどん人間探究をすすめて、今や、宗教やらスピやらへの関心がますます深くなる今日この頃。
理論物理とか、熱力学とかいう分野も、一般書を読むくらいですがハマり始めて10年くらいにはなるんじゃないかと思います。
世の中の理を知りたくてしょうがない、って感じですね。
後継者として私が出した結論
会社という「組織」を動かす
色んなことを学んで、最終的に感じたのは、会社を経営するという事は組織をつくるという事です。
そして、その組織がどう動くかは、組織の中で決めていけばいい。
なにより私たちは、組織をどう動かすかを学ぶことが結局一番大事なんじゃないかと思います。
そのうえで、みんなで会社の方向性は決めていけばいい。
そのかじを取るうえで、私たち後継者は色んなことを知っていた方がいいに越したことはありませんが、ある程度かれらの意見を聞きながら進めるのが大事だと思います。
あ、大きな要素として、財務をどこで学んだかという話もありますね。
こちらは、保険屋だけに、セールスのために早い段階で軽く学びましたが、いまだに苦手分野です。
ここは専門家に頼りっぱなしです。
私の著書です。
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