後継者

家業を継ぐ後継者の奥さん探し

家業を継ぐというのは、言ってみれば比較的閉じたコミュニティに入ることになります。
企業規模にもよりますが、そんなに毎年たくさんの新規採用をするわけでもなかったり、社内の人が固定しがち。
そうすると、家業の会社に入社した時点で将来の伴侶の候補がいないと、なかなかお嫁さん探しに苦慮することもあろうかと思います。
実際のところはどうなのでしょうか。

 


私の著書です。

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。


例えば私の場合は、会社の中にはそこそこ年配で既婚の事務社員さんと、そこそこの年齢の営業社員(男性)という社内の構成でした。
ハッキリ言ってそこに私が配偶者を探すアテはありませんでした。
で、どうしたかというと、やっぱり外で探しました。
友人のつてとか、そんな感じですね。

いまならば、出会い系みたいなものも一般的なようで、そんな中で相手を探した人もいたようです。
これはこれで、特有のテクニック?的なものも必要なようですが。

そのた、若い後継者の方々の話を聴いている中で、ちょっと気になったケースを少しお話したいと思います。
ある後継者の方は、現在35歳の男性。
彼女は現在おらず、親と暮らしています。
父が経営する会社とはいえ、母が非常に強いイニシアティブを握っており、その後継者の方はお母さまにいつも強い口調で叱られています。
後継者自身は、両親と同居。
そんな状況です。

さて、私が何人かの女性から聞いた話では、やはり30歳代も半ばになって、親と同居ということがちょっと引っかかるという方が多いです。
結婚してもしてなくても、一人暮らしをしていないことにむしろおどろきを感じるのだとか。
もちろん、親の面倒を見るとか事情があるなら別ですが、そうでないのにその年になって同居というのは微妙な感じらしいです。

まあ今まで普通に一緒に暮らしていたのをいきなり別居すると言い出しにはそれなりに勇気のいることです。
親は、そんな無駄なことをしなくとも、なんていうかもしれません。
それでも、精神的な自立をしているという証としても、やっぱり家を出るほうがよいような気が私もします。

どうしてもそういう人は、親との関係がいろいろこじれているような気がします。
親は過干渉気味だし、子は親に対して無意識に甘える部分が見え隠れします。
そこから決別するということから始めると、少し空気感が変わるような気がします。
そこから先は、色んなところに出かけるということが必要かと思いますが、一つ一つクリアしていくことが大事ですね。

 


私の著書です。

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。


関連記事

  1. 後継者が親の会社を継ぐか継がないかに迷ったときの判断基準

  2. 後継者が人生のつまづきを感じているとしたら知っておきたい考え方

  3. 後継者・跡継ぎ・二代目経営者は「上手くいかないことを楽しむ」マインドを…

  4. 後継者が先代をルールで縛ろうとしたら組織崩壊を招いた話

  5. 後継者がやりたいことで周囲と摩擦を起こすときに内面で起こっている事

  6. 後継者は会社の状態を安定に導くか?変化を常に起こしていくのか?

  7. 後継者の未来への時間投資~真似というカンニングが成果を出しにくい時代

  8. 後継者は「楽観的に」「やりはじめ」よう