「引き寄せの法則」という言葉、ご存じですか?
これは、同質のものが引き寄せあう、という法則だと説明されています。
物理の法則化と言えば、たぶんそこまで実証されているものではないと思います。
それを量子力学の知見から説明しようとする試みはたくさんありますが、ツッコんだ研究やエビデンスがあるような話はあまり聞きません。
それでも、たくさんの人が信じている背景を考えて、ちょっと勉強してみました。
私自身それを信じるか?と聞かれれば、あるかもしれませんね、という感じです。
ただ、引き寄せの法則も、色々と誤解もあるようなので、私なりに整理してみたいと思います。
そしてそれを、親の会社を継ぐ後継者が活用するとすれば、どうすればいいかを考えてみたいと思います。
私の著書です。
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Contents
「引き寄せの法則」は単純な「思考は現実化する」というものではない!?
引き寄せは「引き寄せる」という法則
昔から、自己啓発の世界では「思考は現実化する」という事が言われています。
源流はジョセフ・マーフィーだったりしますし、そのものずばりのタイトルの本を出した、ナポレオン・ヒルが有名ですね。
マーフィー博士はまさに、イメージしたことが実現するといいます。
ナポレオン・ヒルは、成功するための行動が必要なんだけど、最後のレバレッジをかけるのは思考の力というニュアンスの事を言っています。
一方、その後はやり始めた「引き寄せの法則」は、源流がエイブラハムと呼ばれるスピリチュアルガイドの言葉になるかと思います。
エイブラハムが言うのは、似たものが引き寄せあう、という事です。
言ってみれば、類は友を呼ぶ、なんです。
その対象は、人や物だけじゃなくて、感情に応じた現実がおとずれる、というからとてもキラキラした感じになってきます。
大事なのは感情コントロール
一旦ここでは、「思考は現実化する」という話はおいて置いて、「引き寄せの法則」にフォーカスしてみましょう。
感情に応じた現実がおとずれるという事ですから、ここで一気に結論です。
「ご機嫌でいれば、ご機嫌な現実がおとずれる」
という事なんです。
つまり、楽しい人生を送りたければ、いつもご機嫌でいよう、という事なのです。
親の会社を継ぐ後継者が「引き寄せの法則」を使いこなす
後継者は苦しい現実を引き寄せてませんか?
さて、親の会社を継ぐ後継者、結構苦労している人多いですね。
親との確執、社員との軋轢、そして現実のプレッシャー。
今私たちが感じている感情はどんなものでしょうか?
ハイ、けっこうツライ感情をひしひしと感じてますよね。
そうすると、ますます、ツライ感情に応じた現実を引き寄せてしまいます。
どんどん、状況は悪くなって、どうしようもなくなるところまで行く勢いです。
後継者は気分良く生きる
ではどうすれば良いのでしょうか?
ご機嫌で過ごすには、何ができるのでしょうか。
まずはじめに私がやったこと。
それは、嫌な仕事を自分から切り離す事でした。
一日の仕事って、いろんな仕事の複合結果ですね。
これのうち、嫌な仕事をできるだけ自分から遠ざけることを考え、やめていきました。
もちろん、出来ることできないことあります。
ただ、そういうことを考え、決め、一歩でも進み始めるだけで「なんとなく進んでる気がする」とうれしくなるものです。
その時点で、気分は少し良くなりますね。
後継者は楽しい事を思いっきり楽しむ
そして次に考えたのが、楽しい事を思いっきり楽しむという事。
例えば、休日で楽しい時間において、人はその一日が終わりに近づくと、明日からの仕事の事を考えて辛くなる人もいるんじゃないかと思います。
そういう時は、明日の事を考えず、とにかく今日を楽しむ。
そして、明日からの仕事、「しんどいなー」と思っていることについては、「それって本当?」と疑ってみましょう。
仕事として考えると嫌なことも、仕事じゃなければ楽しめることっていっぱいあるはずです。
別に仕事と考えなくてもいいんです。
明日やるべきことがあったとしたら、そのことを楽しめばいい。
そうすることで、感情が「楽しい」「嬉しい」「ワクワクする」となれば、楽しくうれしくワクワクする現実が引き寄せられるはずです。
思いどおりの未来かどうかはわかりませんが、楽しい未来であることは間違いない、と信じたいと思います。
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