後継者

事業に失敗するコツ12か条

事業承継をされる二代目社長の方も、色んな勉強をされていると思います。
そんな中で、成功法則的なものと接することも多いのではないでしょうか。
たしかに、成功法則というのもありそうと言えばありそうです。

ただ、その内容が具体的過ぎれば具体的過ぎるほど、現実の経営に活かせなくなってくるような気もします。
なにしろ経営の常識は、日々変化していますから。
とはいえ、大枠としての方針はある程度信頼に足るものかもしれません。

さらに、ある専門家は、「成功の共通点は見出しにくいけど、失敗の共通点は明らかである」という人もいます。
今回は、失敗に関するある情報を共有したいと思います。

——————————————
小冊子無料ダウンロードはコチラ

Facebookグループ「後継者・跡継ぎ・二代目社長の交流場」を作りました。
どんなことでも言い合える場所、経営について相互に交流できる場所にしたいと思っています。
良かったら、気軽に申請してみてくださいね。(無料)
https://www.facebook.com/groups/atotsugi

こちらは私のFacebookページです。よかったら、いいね!フォローお願いします。
時々ライブ配信とかやってます。

https://www.facebook.com/kaorutamura.kt

 

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。

—————————————–

たまたま見つけた、事業に失敗するコツ12か条というものがありました。
カモ井加工紙株式会社鴨井尚志氏が元ネタらしいです。
その後、玉子屋 菅原社長のインタビューで有名になった12か条。
こんな感じです。

1.旧来の方法が一番良いと信じていること。
2.餅は餅屋だとうぬぼれていること。
3.暇がないといって本を読まぬこと。
4.どうにかなると考えていること。
5.稼ぐに追いつく貧乏なしとむやみやたらと骨を折ること。
6.良いものは黙っていても売れると安心していること。
7.高い給料は出せないと いって人を安く使うこと。
8.支払いを延ばす方が得だとなるべく支払わぬ工夫をすること。
9.機械は高いといって人を使うこと。
10.お客はわがまま過ぎると考えること。
11.商売人に人情は禁物だと考えること。
12.そんなことはできないと改善せぬこと。

全体を見渡すと、なんとなくそれっぽい感じはします。
だいたい、私の周囲で引っかかったのが4の「どうにかなると考えていること」という部分。
これは、「あまり楽観的になりすぎるな」という戒めであるかとは思うのですが、逆に「楽観的だからこそやっていける」という考えもあります。

実はそういう意味では、やっぱり正解はないのではないかと思うのですね。
正解があるとしても、時代の流れや、ビジネスの流れ、人の気持ちでどんどんそれは変わってくる。
たとえばAmazonが起業した時、本の通販なんかが成り立つはずがない、という批判が多かったようですし、
ザッポスに至っては、靴の通販がなりたつはずがない、とボロカスだったとか。

つまり、経営には正解はないし間違いもない。
だからあまり細かいことを気にせずに頑張ってほしいと思います。
物事をどうとらえるかが大事になるかと思いますので、そんな意識でいることが大事かと思うのですがいかがでしょうか。

 ——————————————
小冊子無料ダウンロードはコチラ

Facebookグループ「後継者・跡継ぎ・二代目社長の交流場」を作りました。
どんなことでも言い合える場所、経営について相互に交流できる場所にしたいと思っています。
良かったら、気軽に申請してみてくださいね。(無料)
https://www.facebook.com/groups/atotsugi

こちらは私のFacebookページです。よかったら、いいね!フォローお願いします。
時々ライブ配信とかやってます。

https://www.facebook.com/kaorutamura.kt

 

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。

—————————————–

関連記事

  1. 事業承継で親の会社を継ぐ際、後継者はどんな修行をすればいい?

  2. 二代目社長・後継者のための「恐怖心」の克服法

  3. 親子の確執で立ち止まってしまいがちな後継者・二代目社長の特徴

  4. 後継者が問題を見誤る時 ~業務の問題と人間の問題~

  5. 後継者が経験する出会いと別れ

  6. 古い業種だからできること

  7. 後継者・アトツギが壁に当たった時に行うべき事

  8. SNSの父の日投稿に見る親子の関係