後継者

二代目社長への批判は「自分を知ってもらう」ことでは解決しない

親の会社を継ぐ二代目社長。
何かと批判を受ける機会が多い。
それも、陰口みたいな形で。

その原因は、能力不足かも知れません。
ただ、能力不足をバカにするなんて人としてどうかと思います。
従業員さんってそんな人ばかりなんでしょうか。
たぶん違いますよね。

実はもっと大事なことがあります。

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二代目社長への批判は、多くの場合能力的な問題に関することが多い。
後は心構え的な事でしょうか。
まあ能力的に言えば、比較される相手が親です。
創業社長です。
これは相手が悪い。
そんな批判は甘んじて受けるしかありません。

けど、陰口がおこるには、理由はそれだけではありません。

ここで良くおこしがちな間違いがあります
それは、二代目社長が自分の思いを知ってもらおうと、自分の考えを語り続けることです。
もちろん、自分の思いを語ることは大事です。
だからそれを否定するつもりはありませんが、物事には順序があります。
大事なのは、まずは自分の話を聞いてもらおうとする前に、相手の話を聞くことから始めなければなりません。

これはある意味自然の法則ともいえるのですが、人は息を吸う前に吐かなければなりません。
つまり社員さん一人一人が、何かしらの考えや主張を受け入れるには、まずは彼らの思いがアウトプットされなければ新しい考え方は入れることができません。
社員が吐き出さないところに、どんどん詰め込んでも、何も入っていかないどころか、反発心を強めるばかりになってしまいます。

だから、自分を、自分の考えを知ってもらう前に、まずは社員の思いを受け止めてください。
朝礼や会議で、二代目社長ばかりが語っているとすれば、9割の時間を社員が語る時間に変えてみましょう。
自分の事や、自分の考えを知ってほしければ、社員の事や、社員の考えをまずは知ってください。
そうすれば、スッと二代目社長の思いは社員に浸透していくはずです。

社員と二代目社長の関係は夫婦の関係に似ています。
相手をいたわれば、相手からいたわられます。
ぜひ試してみてください。

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