親の会社を継ぐにあたって、後継者・二代目社長はいろんなプレッシャーを背負い込みます。そこには、いろんな感情がごちゃ混ぜになって、あるいは混乱状態かもしれません。その時に考えたいのは、今の状況を抜け出すためにどんな問いを建てるかです。カメルーンのことわざにはこんなことわざがあるそうです。
「問うものは答えを避けられない」
そう。正しい問いを立てると、答えは向こうからやってくるものです。これは脳科学者も認める人間に備わった機能なのです。しかし、多くの人が悩みの解消法を見つけられないのは、その問いがずれているからなのかもしれません。
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今のあなたの悩みを解消する方法。それをGoogleで検索するとすればどんなキーワードを入力するでしょうか?手元にスマートフォンをもっていて、そこには世界につながる検索窓があるにもかかわらず、案外多くの方がその検索を試みません。たとえば、後継者・二代目社長はほとんどの人が何かしら重い悩みを抱えているにかかわらず、それらしきキーワードでの検索総数というのは意外と少ないものです。その理由は二つ考えられます。そもそも、ネットに答えは落ちていないと考えておられる場合。もう一つは、適切な検索キーワードが思いつかない場合でしょう。
まずこの「ネットに答えはないだろう」とか「検索してみようと思ったことさえない」という人はけっこう多いと思うのですが、比較的よく検索エンジンを使う私でさえ「ああ、なぜこの事を検索しようと考えなかったんだろう?」というようなことがしばしばあります。シンプルな物事のやり方、あるいは何かしらの知識ならネットですぐ見つかる印象がありますが、変化にとんだ社会での活動の仕方などに関しては自分にしっくりくる情報があるとは思いもしないのかもしれません。
それでもいろいろ工夫して、いろんなキーワードを設定して調べてみると、案外答えというかヒントくらいは見つかるものです。もしそれが見つからないとしたら、次の二つの可能性が考えられます。
一つは、質問が具体的ではない、ということです。
たとえば、「今の状況から抜け出したいけど、何かいい方法ないかなぁ」という質問。これたとえば、「晩御飯何する?」と聞かれて、「何かおいしいもの」というやり取りと似ています。どうしたいかが全然はっきりしないわけです。けど例えば、今の会社を辞めたいけどどうすればいいか、と問えば、辞める方法がいくらか出てくるでしょう。辞めないまま自分の力を発揮するために何かできることがないか、と考えたなら、自分の力を発揮する環境の作り方について調べてみるとか、どんな状況であっても自分の能力を使い切る方法はどんなものか、といったことについて調べてみるとか、いくつかの質問に対するヒントを組み合わせすることで比較的自分の置かれた環境に近いヒントが受け取れるのではないかと思います。
で、もう一つは、「どんな答えも気に入らない」ということです。
これは意外と多くて、あんな方法もある、こんな方法もある、というヒントがたくさん見つかっているにもかかわらず、自分ではそれを受入れようとしない状態です。もっといい方法があるかも、とか、もっと自分に合う方法があるはずとか、延々と画期的な方法を探し続けているのです。しかし、気をつけないといけないのは、楽してすぐに結果の出る方法なんてそんなにはないということ。それなりに積み重ねが必要なことも多いので、小さな変化を起こしていく覚悟をすることが大事なのではないかと思うのです。その覚悟ができないばかりに、答えやヒントは沢山目の前に現れているのに、それをヒントと取っていない可能性はあるように思います。本当に今の状況を抜け出したいとしたら、そこから飛び出す覚悟が大事なのかもしれませんね。
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