親子経営の後継者という立場、大変だと思います。
わたしも、22歳で大学卒業して親の会社で働き、その中でいろいろ揉めたりトラブったり苦しんだりしました。
酷い時には、そんな人間関係の中に妻を巻込んだり、そこから派生して娘まで…
家族全員を巻き込みながら、会社の雰囲気がどんどん悪くなる時期を経て、今はまあ、比較的リラックスしてやることができています。
その変化のきっかけの一つをお話ししたいと思います。
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22歳で親の会社で働くようになってから、40歳代あたりまでの約二十余年というのは本当にしんどかったように思います。
自分の実力のなさにガッカリしたり、会社の将来像に対する不安にさいなまれ、しかし頑張れば頑張るほど社員との距離は遠ざかる。
完全に孤立して、愚痴を吐く場所もないような状態。
そしてうつになった気持ちは、周囲に伝播するようです。
妻も娘もあまりよくない影響を受けて、精神的にしんどい状況になっていきました。
そんな中で、いろんなことを学んだし、試したし、自分も変わろうと頑張ってきました。
しかし、どれもこれも今一つ上手くいかないし、そもそもやる気が完全に失せてしまったある年の誕生日。
私はベッドのヘリに座り、ボーっと考え事をしていました。
自分の今までのことをぼんやり頭に浮かべていたというか、それこそ死ぬ間際にありがちな「走馬灯のように」過去の記憶がぐるぐる回っていました。
そうやって、つらかったことを一つ一つ思い出しながらボンヤリそのシーンを眺めていると、あるタイミングから不思議な感情が沸き上がりました。
それは何かというと、こんな感じです。
その時にはいろいろとしんどいこともあったけど、いろんな経験ができたのはとてもありがたいことだな、と。
後継者として過ごした日々は、人より大変だと思っていたりもしたけど、サラリーマンはサラリーマンで、私たちとは違った苦しみがある。
そういう中では、独特の経験をさせてもらったことはなかなかレアだと思います。
そういった環境の中、大変ではあるものの、とりあえずここまで生きてきたことに感謝の気持ちが湧いてきたのです。
そうやって物事を見ていると、今まで見ていた世界とは全く違い世界が出現します。
この時に自分は、たとえばイヤイヤやっているとか、自分以外の何者かになろうとしているとか、他人の評価に依存してるとか、いろんなことに気付きました。
そういう事に気付いた時点で行動は変わっていきます。
わたしにとっては大きなターニングポイントだったように思います。
この話、再現性はないかもしれませんが、どこかのタイミングで独りになって、過去の記憶を感情を交えずにフラットに見てみてください。
すると今まで必死だったから気付けなかったことに、「あ、そうか!」とひざを打つほどの気づきになるかもしれません。
そんな機会を、是非時折持つようにして見て頂ければ、と思います。
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