宮迫・田村亮&吉本興業問題をトレーニングの題材として見る

後継者って、わりと劣等感を持っている人が多いと思います。
そのうちの一つは、「経営のことがよくわかっていない」というもの。

じゃあ、と言って経営の学校的なものを探して、
・会計や数字に強くなる
・マネジメントに強くなる
・マーケティングに強くなる
・戦略を深める
とかいろいろ勉強すると思います。

それでも足りない感じは否めません。
たぶんですけど、足りないのは本質的な部分なのかもしれません。

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少し唐突な感じがするかもしれませんが、今話題の宮迫・田村亮と吉本興業の問題、どう見ておられるでしょうか?
大雑把な世論だけを取り上げてみるとこんな流れがあるように思います。

STEP① 闇営業発覚:『悪いことやっとるなー』
STEP② 宮迫・亮会見:やっぱり吉本興業ってちょっとやばい会社なんや。『宮迫・亮、かわいそう』
STEP③ 吉本の仲間ぞくぞく参戦。一様に「会社が悪い」という。『ああ、仲間ってええなぁ』
STEP④ 吉本興業 岡本社長の会見(宮迫・亮の謹慎処分を説き、社長会長を減俸)『宮迫・亮、よかったな』

と現在まではこんな感じ。
オレンジの字の部分が、私が感じ取った世論。

たぶんこのネタは、今後またいろいろと違う話に飛び火しそうな気がしますが、ここまでで考えてみましょう。

Pierre RosaによるPixabayからの画像

 

 

 

 

 

まず、このニュース、いろんな捉え方があると思います。
「まあ自分に関係ないし、どうでもいい」というスタンスはアリだと思います。
私はこの手の話が出てくると、「自分だったらどう対処するだろう?」という感じでぼんやり見ていることが多いです。
詳しく調べるわけでもなく、ニュースとか見ながら軽く頭の中でシミュレーションしてみるんです。
それも真剣にやるわけではないですから、中途半端なんですけどね。

けどこれは、経営というか、非常事態の訓練としてはいいと思います。
経営者になればいつそういうことになるかもしれない立場なので、仮想の訓練はしておいて損はない。

ちょっと残念かな、と思うのが、オレンジ部分の世論をなぞるような思考をしてる場合。
みんなが言ってること、思ってることに流されて、「うんうん、そうだよなー」と思っていると、もったいない気がします。

この話、そもそも論点がズレてますよね。
はじめは、宮迫・亮の「闇営業」についての経緯を明らかにするのが本来の会見の目的だったはずです。
それがいつしか、岡本社長によるパワハラ的発言が独り歩きし始めました。
これは宮迫・亮がそれを意図していたのか、単に面白おかしく書きたいマスコミが企図したのかはわかりません。
しかし、流れとしては、闇営業なんてすっかりどうでもよくなって、企業の体質の話になりました。

そこにかぶせるように、割と刺激的な言葉を先輩芸人たちが発し始めました。
「強い立場の吉本興業」に対抗する「弱い立場の芸人たち」という構図になりました。
これ、世論を動かすには最高のシナリオができたわけです。

 

そして、吉本興業は折れました。
なぜか闇営業の話はすっかりなりを潜めて、謹慎解除。
あれ、闇営業問題で謹慎だったんじゃなかったのか、と拍子抜けしました。

 

さらに深堀していくと、そもそも闇営業って問題なの?っていう話も出てきます。
相手が反社会的勢力だったから問題だったのかもしれませんが、そうでなければアリかもしれません。
副業解禁の流れなのですから。
たまたま相手が反社会的勢力だったから、マスコミの格好の餌食になった、というカラクリなのかもしれません。
じゃあ、あの謹慎って何だったのだろう?と。

考えれば考えるほどつじつまの合わない話が出てきます。

 

ここで自分が当事者だと考えたときに、
・やっぱりウソはバレる
・自分のしっかりした方針を持たねば周囲の理解は得られない
そんな事を感じるのです。

その時に自分はどんな方針で対処するのか?
ということをいろんなパターンで考えておくのは、経営者としての能力を高める一つのチャンスだと思います。
この話はたまたま「非常時」の話になります。
しかし、非常時のシチュエーションで考え抜いたことを平時につかえば、それは真の太さをあらわすものになるんじゃないかと思っています。

こういった時こそ、未来の経営者たる後継者は世の中に同調するのではなく、
自分ならこう対処する、というのを時間をとって考えてみる事がとてもいいトレーニングになるんじゃないかと思います。
それが正しいとか、間違っているとかいう答え合わせはできません。
なぜなら絶対的な正解はないからです。

正解のない世界で自分の立ち位置を定めるには、「もし自分だったら・・・」という思考をどれだけ行ったかが大事になるのではないでしょうか。

Jan AlexanderによるPixabayからの画像

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