非常識な後継者50の心得(11)変化のベクトルは正反対だけではない

私たち後継者は、会社を変えなければならない、と考えがちです。
そしてだいたい思いつくのは、「先代のやっていたことと正反対の方向」ではないかと思います。
なぜ、先代と反対の方向へ行こうとするのでしょうか。
それは恐らく、「現状の否定から入るから」ではないでしょうか。

ところで、変化をするのは別に直線状である必要はないわけです。
しかしなぜか正反対へ行こうとするから、社内外からのハレーションも大きい。
これを防ぐには、「会社のダメなところを改善する」という感覚から抜ける必要があるのではないでしょうか。

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会社を変えたいならばまずは自分から

環境を呪った私の社会人生活

親の会社を継ごうという後継者も、仕事がすべてうまく行けばきっとその立場に感謝することができるでしょう。
しかし、圧倒的に多いのはうまく行っているとはいいがたいケースではないでしょうか。
自身のスキルや知識の問題、会社の社風の問題、親である先代との関係にくわえ、ビジネスモデルの賞味期限切れ問題など。
私たち後継者の前には、まさに問題山積です。

会社を変えなきゃいけないけど、変えようとすると反発が来る。
そういったジレンマの中で、私自身こんなことを考え始めました。
どうして自分は、家業を持つ親の元に生まれたんだろう…と。
普通のサラリーマンに就職すれば、もっとマシな状態だったと思うのに、と。

コントロール欲求と現実

当時の私は、とにかく人も会社も自分の思いどおりに動かしたかったわけです。
それに反して、人も会社も思いどおりは動いてくれません。
けどこの時ひそかに感じていたことがありました。
自分自身が変わることができていないのに、人を変えようとするのはおこがましい。
そんな風に思っていました。

成果を出すには、周囲を変えなければならない。
けど、周囲を変えるには自分が変らなければならない。
とはいえ、自分はそんなに簡単には変われないような気がする。
そんな考えの綱引きの狭間で、けっこう苦しい思いを常に頭に浮かべていたように思います。

「出来る」「出来ない」の間

細分化してみる

会社が変化できる、出来ない。
自分が変化できる、出来ない。
それぞれにベクトルは一直線上で、ONかOFFかという感覚になります。
ビジネス上はこういったことが求められがちですが、単にできる、出来ないで区切ってしまうとそこから一歩も動けなくなります。
なにしろ、YESかNOかで議論は終了です。

しかし例えば、営業の仕事でも「アポイントの電話はできるけど、クロージングができない」人もいれば、お客様と仲良くなることはできるけど、提案ができないとかいう程度問題があるはずです。
他にも例えば、最終的に販売という目的があるならば、WEBを使う、DMを使う、その他色んな仕掛けを考えるという方法もあります。
もっと緩くしていくなら、会社のリーダーとしての変化を表現するのは難しいけど、社員の靴を揃えるとか、掃除をコツコツするという変化はできるかもしれません。

社長になるべき人が、掃除をしたからってどうよ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は変に仕事の実績を自慢するより、掃除熱心な経営者の方が余程信頼される傾向はあるのではないでしょうか。
リーダーがリーダーとして君臨するために、仕事で成果を出すより大事(効果的)な方法はたくさんあります。

本来、何かの目的を持って活動するに際して、方法は無限大です。
なのに、私たちは、社長の評価は仕事で決まると考えがちです。
しかし、本当に必要なのは総合力。

余談ですが、会社を良くするのに徹底的に掃除をするべき、という社長も少なからずいらっしゃいます。
私たちの努力のベクトルは、案外、経営らしい努力よりもそれ以外のことの方が重要であると言われる可能性も高いと思われます。

目的へは一直線とは限らない

よく、急がば回れと言われます。
私は案外その言葉は正しいと思っています。
会社を良くしたいなら、実は営業の尻を叩くよりも、社長が掃除に励んだ方がよくなりやすいんじゃないかと思います。
営業の尻を叩けば、今月の成績は上がるかもしれませんが、長くは続きません。

根本的に変えたいことがあるなら、それはまず自分からが鉄則。
そしてその変化は、結果をイメージさせるものでなくてもオッケーで、掃除を一生懸命やればいいのです。
人も会社も、その人格や社風を含めた総合力が大事ですから、機械的に動かそうとするのではなく、小さな変化を自分の手元で作ることから考えてみてはいかがでしょうか。

 

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