後継者が人間関係で陥りがちな罠 ~社員との都合の良い関係

「10年以上共に働いている社員の家族構成さえ知らなかった」
ある後継者がそんな言葉を漏らしていました。
後継者の方は表面的には人当たりのいい人が多いのですが、いざ社員との関係となると表向きはつくろっていても、本当の人間関係は築けていないことが多いように思います。
冒頭のコメントを発しておられた方はこう言っていました。
「自分に都合のいい人間関係を大事にしていたのかも」と。


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後継者に社員とのコミュニケーションの話を聞くと、たいていは「そこそこうまくやっている」とおっしゃいます。
じゃあ、そのコミュニケーションの内容は?と聞きます。
すると、よくよく振り返ってみると、仕事のことしか話をしていないという方はけっこう多いです。
仕事のことはコミュニケーションではなく、指示や指揮だったりミーティングだったりするわけで、コミュニケーションというのは微妙な位置づけです。
これは、社員さんとの関係を、「お金と(雇用)契約による割り切った関係」という形で結んでいるのではないでしょうか。

もちろん、会社は仕事をしに来ている場所なので、そういった雑談が必要なのか?と言われればいろんな考え方はあろうかと思います。
しかし、社員はロボットではありません。
やっぱり、人間関係のある人の言葉はそれなりに受け取りますし、感情も入ります。
一方で、人間関係がまったくない、なんの感情も持たない人の言葉に、いったいどの程度従うでしょうか。
お金と契約に則って動くぐらいは動くでしょうが、それ以上の動きが期待できるわけもありません。

そして、そんな人間関係をつくれていない人に限って、
社員が自ら動こうとしない、
と頭を抱えがちです。

それは、当然と言えば当然なのです。

つまり、私たち後継者は自分たちにとって都合のいい関係を社員に押し付けている事がけっこうあるのではないでしょうか。

 

そういった場合打てる手は、さほど難しくありません。
社員の話をしっかりと聞くという事なんです。
私が良くする質問は、「最近、どう?」と聞いてみる。
ただ、ネットを調べてみるとこういう質問は三流の証だそうです(;^_^A
私、三流です。

ただ、こういったぼんやりした質問をすると、相手は自分が一番関心のあることを頭に浮かべます。
そこを質問を重ねて深堀すると、相手の話したい話に到達しやすいという経験上メリットを感じています。
もちろん、個別具体的な事情が分かってる相手なら具体的に聞きますけど、それがわからない相手には手っ取り早い切り口になります。

まあ、色んな考えがあるので、やり方はそれぞれが考えて頂ければいいと思いますが、業務連絡以外のコミュニケーションが人間関係構築に必要です。
後継者の場合自分のことに必死で、社員のことなんてかまってられないくらい余裕がない人も多い。(私もそうでした)
そういう意味で、社員とのコミュニケーション、今一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

 


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