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後継者・二代目社長は糸の切れた凧になってもいい!?

後継者・二代目社長って、物事をコントロール下に置きたくなるタイミングがあるものです。こういうときって、社員や取引先、社会さえ何とか自分の思い通りに動かないかと頭を悩ませたりしているのかもしれません。もちろん、親である先代も自由自在に動かしたいと思っている場合が多いと思います。こういうときって、案外自分がいろんなことでがんじがらめに縛られていることが多いのではないでしょうか。自分ががんじがらめに縛られているから、他人にもそれを強要しようとする傾向が出てくるのだと思うのです。

 

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後継者・二代目社長ってどこかまじめで、ちゃんと社会に適合しなければならないとか、周囲に歩調を合わせなければならないとか、そんな風に考えがちじゃないかと思います。もちろん、後継者・二代目社長の中には、そういった常識的な社会の中で力を発揮する人も確かにたくさんいると思います。しかし一方で、そういった常識のタガを外したほうが活躍できるタイプの人も多いような気がします。

たとえば、「ちょっと変わってる」といわれることが誉め言葉になるタイプの人はその傾向が強いと思います。そんな人でも、どうしても常識的なところから飛び出してしまうことが怖い人っていると思うのです。私自身そうなのですが、そこそこ変な奴をやっているわけですが、実は中身はもっと変な奴で、けどその変な奴を全開にさせるのはいろんな意味で怖い、と感じている部分があります。それは例えば、こんなことばかりしていて、会社は倒産しないだろうか。お金は大丈夫だろうか。周囲からバカにされないだろうか。友人はいなくならないだろうか。社員はどう思うだろうか。先代とぶつからないだろうか。

特に私の場合は、お金に関する不安というか、恐怖がとても強くあります。また、最近はマイルドになりましたが、やっぱり親に何を言われるのかが怖かったということもあります。それはやむを得ない話で、小さいころからずっと親が自分の世界の中心にあったわけです。最も身近で頼りになる存在である親から諦められたくはなかったし、愛されなくなりたくもなかったので、親の希望通りの自分になろうと頑張ってきたのが自分です。これはおそらく多くの人がそうだと思います。その感覚から抜け出すというのは、子供時代ならもう地球が揺らぐぐらいのインパクトですし、その時の畏怖というか、独特な存在感は自分が大人になってもなかなか抜け切るものではありません。そういった親が、自分たちを常識人として育てたがっているのでしょうから、常識の枠を外れるのはとても怖いことです。

お金のことに関して言うならば、私の場合はどうやらお金=自分の価値という風に内面的に連動しているように思います。だから稼げない自分は価値がない存在といえます。ということは稼げなければ用なし。だからお金には異常に執着する部分もあります。すると、直接お金に繋がらないことを会社でやるということに、下手をすれば罪悪感すら感じてしまう始末です。しかし一方で、今の時代はフリーミアムというのがかなり浸透していて、コスト持ち出しで無料サービスで集客し、最終的にバックエンド商品で儲けを出すというのが割と一般的というか、そういったお思い切りがなければビジネスが成功しにくくなっています。もちろんそれがうまくいく設計ができていればいいのでしょうが、うまくいく自信がないからついついしり込みしてしまう。これが私の偽らざる心境です。

そして、そういった状況にある場合、意外と、その常識的な行動の外にどんな活動ができるのか、見えなくなってしまっていることが多いと思います。私自身、「自分らしく生きよ」とか言われて、自分らしさってなに、的な部分があります。けどヨーク自分の内面を見てみると、「こんなことをやれば面白いかも」ということがいくつも浮かんでは消えてる状況があります。しかしそれは現実的にすぐにお金を生み出すものでもないのでついつい、アイデアを捨ててしまっているように思います。多くの場合イノベーティブなビジネスって、初めに完璧な設計図があるというより、思い付きを形にしてみたら結構広まって、それを収益化するのは後から考えているということもあるようです。とするならば、思いついたことはとりあえずやってみる、という姿勢も大事なんじゃないかと最近は思うのです。

それは本業と全く関係のない分野かもしれないし、儲けには全くなりそうにない分野かもしれません。周囲の反対を受けたり、自分のイメージを大きく変えることかもしれません。それでもやらないで忘れていくくらいなら、ちょっと世の中に出してみて、ブレイクしたらラッキーじゃん、と思うわけです。そのためにはちょっとした恐怖を乗り越える必要があります。そこはもう、気合というか、やりたい、と思う気持ちを大きく育てていくしかないんじゃないかと思います。

そんな一歩を、ともに踏み出してみませんか?

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