二代目社長・後継者、また一般の経営者においては、これから世の中がどう動くだろうか、というのはある程度知っておいたほうが良いかと思います。
かといってじゃあ何をすればいいのか、という話もあります。
まあいろんな有料の定期情報みたいのもありますし、新聞や雑誌も情報源の一つでしょう。
ただ特定の媒体に依存すると、やっぱり情報も偏ってしまいます。
けどそんな方でも金銭的負担はほとんどない形で、世の中の流れをざっと概観できる方法があるとしたら、如何でしょうか?
決して難しいものではないので、良かったら試してみてください。
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世の中の流れを0円で知る方法。
結論をズバリ言っちゃうと、「本屋さんに通う」です。
なんやそれ、って感じかもしれませんが、これが結構すごい情報源なのです。
もちろん、1つの店舗に1回だけでもざっくりした流れはつかめますが、できればソコソコ規模のあるお店2~3店を月に一回、できれば2週間に一回くらい訪問します。
本を買う必要は必ずしもありません。
お店をざっと一周すればOKです。
そこで何がわかるかというと、だいたいの書店はあるいみ場所貸しビジネスのようなものです。
限られたスペースに置く本は、かなり厳選されていて、ターミナル駅の超大型店でもない限りは、売れない本はいつまでも置いていません。
ということはつまり、世間の関心のバロメーターがお店の売り場の面積に比例する傾向にありますし、それぞれの棚にいる人を観察することでどういった人たちがその情報をけん引しているかがよくわかります。
ですからできれば、土日のような比較的、人がにぎわう時に行くのがおすすめです。
例えばですが、あの本で世にアドラーの名前が知らしめられた「嫌われる勇気」という本が2013年に発売されました。
未だに売れ続けているようですが、アドラーの名前がいろんなところで聞かれるようになったのは、それから2~3年後じゃなかったかと思います。つまり、この本がはじめに平積みされていてから数年後にこの本の内容が一般的に知られるようになりました。
また、2017年に復刻された「君たちはどう生きるか」という本も随分と話題になりましたが、ここらあたりから哲学をビジネスの世界に持ち込もうという流れができ始めました。
これらの流れは日本全体として、今までは与えられた意味(たとえば経済成長だったり出世すること)というところに何も考えず向かっていればいい、という考え方であったことがだんだんとそれが不可能に見えてきて、自分の内面との対話を始めた人が増えてきたことを表している可能性が高いと思います。
こういう社会の中で、逆にブラック企業なんて言うのが脚光を浴びる形になるんだと思います。
そしてここ数週間感じることは、起業本コーナーのところにはまじめなサラリーマン風の人がけっこう本を真剣に選んでおられる光景を見かけます。今まではそのコーナーにはあまり人が滞在することはなかったのですが、今はいつ見ても一人か二人、真剣に書棚をにらみつけています。
おそらく、大企業のサラリーマンも副業解禁(あるいは推奨)という流れの中で、何かやらなければならないのだろう、と考えている人なのだと思います。
こういう人たちはあるいは、非常に前向きで敏感に世の中の空気を感じ取る人たちなのかもしれません。
マンガコーナーにはボーイズラブ的なものが増えたとか増えないとか、小説はどんなものが売れるかとか。
まあとにかく世の中の動きをけっこうは寧していて、この書店が展開する世界をだいたい2~3年後に世の中では体現しているんじゃないかと思います。
「君たちはどう生きるか」での問いを、今まさに私たちは考えるようになっているような気がするのですがいかがでしょうか。
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