跡継ぎ・後継者の方も、様々なコミュニティに属していると思います。
中小企業家同友会、JC、商工会議所などにはじまり、
趣味の集まりや、ともに学ぶ仲間がいたり、友人や家族も一種のコミュニティです。
少し注意してみると、その場その場で自分が言葉や性格が変わっていることに気付かないでしょうか?
男性だとわかりやすいのは、中学時代は友人と下ネタばかり話してたのに、家族といるとそんな話はまったくしない。
そんな二重生活(?笑)をしていた記憶はないでしょうか。
私達は、こういった人間関係にかなり強く影響を受ける生き物のようです。
本が出版されました!
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話をビジネスに限定してみます。
私の父は保険屋さんとして起業して、家業は保険です。
この業界は比較的、同業者同士のコミュニケーションがある業界です。
ちょうど時代の変わり目なのでしょう。
同業他社の中で、様々な考えを持つ人がいます。
一番多いのは、「従来のビジネスモデルを磨き続ける層」。
こういう人たちの中にいると、「〇〇保険」といった保険商品の話が非常に多くなります。
保険を中心としたビジネススタイルなのだと思います。
そういった従来型のビジネスモデルから一歩抜け出そうと考えているグループもあります。
彼らとの会話に保険商品の話はあまり出ません。
このグループの人にとって、保険商品はあくまで手段の一つにすぎません。
また、業界人というところを飛び出して、たとえば「マーケティングを学ぶ人たち」という集団に入ると、
出てくるのはマーケティング用語が多くなりますし、それよりも新しいビジネスモデルをどう作るか?
というのが話題の中心です。
他にも商工会議所にはそこの、JCにはJCの、独特の空気感というか、
飛び交う会話の中心は何かが変わってきます。
そして面白いことに、そのコミュニティに入ると、自分もそのコミュニティの中でそこそこ調和するような自分を装っていたりします。
好き嫌いはあるかもしれませんが、それでもそれなりに話を合わせていたりするものです。
最終的に、自分の根底に根付くのは、たくさんの時間を過ごしているコミュニティの考え方ではないかと思います。
よく人は変われないと言いますが、意外と変わるものです。
その方法は、所属するコミュニティを変えるだけ。
人は周囲とのバランスをとろうとします。
それだけ環境は大事なのです。
逆に言うと、環境を作れば人を変えることができます。
社員を変えたいとか、親を変えたいとか。
こういった場合には、環境を変えることで自然と人が変わる可能性はあります。
さて、私は、世の中の中小企業の跡継ぎ・後継者を支援するために、後継者倶楽部というコミュニティを作りました。
理由は、先に述べたとおり、環境を整えれば、人は変わるという持論があるからです。
この倶楽部が果たして、皆様にとって良い環境になるには、皆様の協力が必要です。
お互いを思いやりつつ、前向きに活動できる人たちでなければならないから。
そんなコミュニティの中で、悩みを持つ後継者の人たちが活発に活動できるような状態となることを夢見ています。
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