辞めようと決めて初めて知る、恐れからの行動

人の行動の動機は、
・不快を逃れるため
・快を求めるため
という話はよく知られています。

そのウェイトはどのくらいでしょうか。
それを簡単に知る方法があります。
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社会人一年目のころ、1人暮らしをしました。
ある時、思い立って「ゴミの出ない暮らしをしてみよう」と決めました。
エコの観点というより、ごみを出すのが面倒だったからです(苦笑)

その結果は・・・
かなり早い段階で諦めました。

とにかく人は毎日食べますが、食べる以上は必ずゴミが出るのです。
肉や魚のパッケージ、食べ残し、飲み物のペットボトルや缶・・・。
食べるだけなら外食で対応できるかもしれませんが、
クリーニングのビニールカバー、日用品を買えばその包装など、
経済活動を行えばほぼ必ずと言ってゴミが出ます。

「ゴミ」が必ず発生する社会に生きているんだなぁと初めて実感しました。

 

物事は、多くの場合、「それをやめよう」と意識して初めて分かるもののようです。
ある時私は、「不快を逃れる行動」をゼロにしようとしました。
その時気づいたのは、日々の生活の9割ちかく(自分調べ)は、「不快を逃れる行動」で成り立っているということ。
朝起きたときから追っていきましょう。

朝起きる(不快を避ける行動 →起きなければ会社に行けない)
歯を磨く(不快を避ける行動 →磨かなければ虫歯になる)
服を着替える(不快を避ける行動 →パジャマで外に出ると変人に思われる)
会社に行く(不快を避ける行動 →いかないと失業する)
営業する(不快を避ける行動 →営業しないと立場がまずくなる)
会議に出る(不快を避ける行動 →出ないと叱られる)
日報を書く(不快を避ける行動 →書かないと叱られる)
家に帰る(やっと快を求める行動 家はやっぱり落ち着く)
ご飯を食べる(快を求める行動)
自分の時間(快を求める)
寝る(快を求める 時々不快を避ける行動 →寝る時間がもったいないと感じることも)

これではあまりに無気力人間に見えるので、自分でもへこみました。
で、仕事に就いてもう少し細分化してみてみました。
例えば、事務処理は、やらなきゃ問題だから、やらざるを得ない。
けどこういうブログを書くのは好きです。
書きたいから書くんですが、まあ当初は仕事としては理解されてませんでした。
なにを遊んでいるのか、と思われそうだし、自分でも恐る恐るやってました。
けど、これは自分にとって仕事である、と言い聞かせて続けてます。

仕事は大雑把にとらえると好きではないのですが、部分的に好きでやることもある、という感じですね。

 

ここまでの変人ではないにせよ、多くの方が自分の毎日をチェックしてみるとあまりに「不快から逃れる行動」を多くやっていないか?ということに気付くんじゃないでしょうか。
もちろん、不快から逃れる行動が悪いわけではありません。
しかし、もうちょっと日々の中での「快を求める行動」、もう少し突っ込んで言うと楽しいと思える行動を増やしてもよさそうな気はします。

ということで、不快を避ける行動をゼロにするのは不可能だと感じ、目標を変更しました。
日々の暮らしの中で、せめて楽しいと思える行動の割合を増やそうと考えたのです。
やることは、不快を避ける行動をできるだけやらないもしくは簡素化し、楽しいことができる時間を増やす。
あるいは、同じアウトプットができる可能性があって、違う行動で置き換えることを考える。
不快を避ける行動を、楽しみながらできる方法を考える。
そんな感じで、色々と考えを巡らせていきました。

たとえば、仕事の時間はもともと「収入がなくなると困る」という不快を避ける行動だったわけです。
仕方なくやってたんですね。
じゃあ、仕事の内容が自分が楽しいと思えるものに置き換えができると、楽しくやった結果収入も得られました、ということになります。
まあ一気にはできないものの、少しずつそこへ向かう方法を考え続けました。

方法はいろいろですが、例えば新しいお客様とつながるために、自分が楽しめることや得意なことを活かすとかです。
私はゴルフはしませんが、ゴルフ好きな人ならゴルフで人脈増やせばいいのです。
それが成果として見えるようになれば、その人にとってはゴルフが仕事です。

また、自分が嫌な仕事を他人に押し付けるだけでは、上手くいくはずはありません。
周囲の人も納得感のある状態でバランスしないと、長くはその状態を続けることができません。
そうすると、会社のあり方はずいぶん変わってきます。

まだまだ道半ばですが、嫌なことを、いつまでも嫌々やっているのはあまりに不健康。
だったら、嫌なことをやめるか、嫌なことを好きなことに置き換えるかです。
そのまえに、あまりにあたりまえにやっている嫌なことを、「ああ、自分はこれやってるのがしんどかったんだ」と気づくところから始める必要があります。
そのためには、自分の行動一つ一つの動機に着目するのは大事なことじゃないかと思います。

今のあなたの仕事は、「不快から逃れる行動」ですか?
それとも「快へ向かう行動」ですか?

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画像提供元:FoodieFactorによるPixabayからの画像

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