後継者

令和フィーバーを見て感じたこと

新元号「令和」が発表されました。
するとすかさず「令和でのドメイン取得」を促すメールが届き、
フリー画像のサイトでは、さっそく「令和」の文字を抱えたイラストがくわえられ、
出版社のtwitterアカウントでは、万葉集の情報が出まくる。
ゴールデンボンバーは、曲を作るし、Youtuberはさっそく話題にしています。

これ、新元号発表後数時間の間に起こっていることです。

なんとも商魂たくましい限りです。

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恐らくこういった動きは、皆さんある程度準備されていたのでしょう。
そして発表と同時に動き出した、というのが実態じゃないかと思います。
ごくごく短い時間ではありますが、「令和」でのネット検索は急増します。
元号と直接関係のないビジネスであっても、たくさんの人の目に触れるのは商売人としては悪い話ではありません。
そんな思いもあるのでしょう。

で、私は何をしてたか?というとぼんやりとそれを眺めていました(苦笑)
もう完全に傍観者です。
あらためて、商売っ気がないなぁと反省。

何かしらの物ごとと、自分のビジネスを関連付けて考える考え方、結構大事だと思います。
やりすぎはちょっと印象を悪くするかもしれませんが、ほどほどにやっておいたほうがいいこともあるでしょう。

 

現実と自分のビジネスを結び付ける能力というのは、鍛えることができると思います。
たとえば、私はこんなブログを書いているので「事業承継」という言葉には敏感です。
しかし、そこから外れると、とたんに鈍感になります。
これ、恐らく視野の狭さが影響しているんじゃないかと思います。
自分のビジネスは、こういう方法でしか広がらない、という思い込みです。

一方、お金儲けを考えている人は、お金になる情報は何か?という問いを立てているのだと思います。
すると、お金になりそうなことには敏感になるようです。

さて、二代目経営者や後継者の傾向として、お金儲けということにどこか罪悪感というか嫌悪感を持っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身、そういった傾向はぬぐい切れない部分があります。
理由は様々だと思います。
たとえば、親が創業当初、資金繰りに苦しんでいたとか、お金のせいで親とコミュニケーションが取れなかったとか、両親がよくお金のことでけんかしていたとか。
そんな自営業特有の事情があったのかもしれません。
また自己肯定感とお金は、結構強い結びつきを持っているようにおもいます。

しかし、経営者となる人がお金にアレルギーを持っていると、ちょっと困りごとも出てくるでしょう。
そこでリハビリが必要になってきます。

面白いことに、お金にアレルギーがある人ほど、出ていくお金に対して執着を感じがちです。
なんかもったいないとかいう感情が沸き上がって、お金を手元にとどめたくなってしまう。
ここをさらっと流せるといいのかもしれませんね。
お金を特別扱いしないという感じでしょうか。
私もそんなリハビリの真っ最中です(苦笑)

お金を強く意識しすぎないでよい状態。
そこがとりあえずのステップなのかもしれません。

 

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画像提供元 PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

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