親子経営で、親子の関係は非常に難しい状態のことが多い。
そして、後継者である子にとって、親の会社は息苦しい空間であったりします。
そういったときに、
・会社の雰囲気が良くない
・親が支配的
・社員がやる気がない
・会社の風紀が乱れてる
といった環境の問題をあれこれとピックアップするのは簡単です。
私たちは多くの場合、問題を自分の外に求めます。
そしてそれを変えようとする。
しかし、他人を変えるのは難しい。
だから結局、迷路に迷ってしまう。
同じところをぐるぐる回ってしまうわけです。
じゃあ、どこから手を付ければいいのでしょうか。
自分がコントロールできる部分。
つまり、自分なんです。
あたりまえっちゃ当たり前なんですが、私もこの結論に至るにはずいぶんと時間が必要でした。
誰かをどうこうするより、自分を変えればいい。
こんなシンプルな答えがなぜ出せないのか。
簡単です。
しんどそうだからです。
けど本書は、自分の成長を自然な形で導いてくれます。
今、動きが取れなくなってる後継者の方には、
ぜひ読んでいただき、ワークをやっていただければと思います。