先代はなぜ後継者を罵るのか?

今すぐこの状態から抜け出したい。
そう思うことも多いのが、後継者の立場。
そこで、ついついインスタントな方法を探しがち。
最短距離を走りたいという気持ちはよくわかります。
しかし、残念ながら効率を追求すると、何も得られないことは少なからずあります。

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会社を変えたい、とします。
それを頑張れば頑張るほど、先代は抵抗を示します。
ひどいときには、口汚い言葉で後継者を罵る先代さえいるようです。

会社を変えなければならない。
後継者にとっては非常に大きなミッション。
しかし、これをやろうとすればするほど、先代は抵抗の激しさを増す。

なぜかというと、先代はこう感じているのではないでしょうか。
「自分のやってきたことを否定されている」と。

 

もちろん、後継者にはそんなつもりはありません。
過去最適だった会社の在り方は今の時代に合わない。
だから変えなければならないだけです。
しかし、先代にしてみれば、
「これまでは自分が正しいと思ってやってきた。それを変えるというのは、自分のやり方を否定するのか?」
という思いにさいなまれることもあるようです。

厄介なのは、先代自身もそういった心理状況を理解していないことが多いということ。

だから、無意識にある行動をとります。
その行動とは、防御→反撃です。
先代は自分が攻撃されてる、と認識し、まずは防御します。
「お前のいうことは、受け入れられない」
そしてほどなく、こう変わっていきます。
「お前の考えはおかしい」
「お前は甘えている」
「お前はどうかしてる」
さらに、排除し始めます。
後継者をクビにした先代社長の話もよく耳にします。
このことの発端は、先代が「責められている」と感じた結果であることが多いのではないか。
私はそう感じるのです。

 

会社を変えていくというのは、先代が「変えたくない・変わりたくない」という感情を持つだけでなく、
自分のやってきたこと、自分が作ってきた会社を否定されていると感じることが原因と考えられそうです。
だから、「このままではだめだから、会社を変える」というモチベーションはちょっとまずいかもしれません。

ダメだからこうする、ではなく、ここに行きたいからこうする。
わずかなニュアンスの違いかもしれませんが、これだけでも心象が随分変わります。
そこで問題が出ます。
後継者の方は、いったいどこに行きたいのでしょうか?

実は、この問いへの答えを持っていないことが非常に多いのです。
〇〇だから、××しなくてはならない。
〇〇になったから、××せざるを得ない。
〇〇を考えると、××であるべき。
といった風に、外の誰かが言った事に強制されて動いてる感が強い。
いやいや、じゃあ、あなたはいったい何がやりたいんですか?って話です。

それが明確でないから、今を否定してなんとなく今風な会社にしようと先代に提案する。
先代は後継者が何をやりたいのかが見えないし、否定された気がするから反論する。
こんなループがあるんじゃないでしょうか。

 

で、何をやりたいか。
これを知るには、
自分の過去の経験×会社の創業精神
にヒントがあることが多いと思います。

創業時の創業者の想いと、自分の経験を因数分解して、いろんな組み合わせをしてみるとなんとなく見えるものが出てくる。
それを見つければ、あなたの言葉も、行動も変わります。
そして、せんだいとの関係も変わる可能性は大いにあるのではないでしょうか。

 

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