後継者

後継者にとっては、働くことそのものが自己啓発

親子の事業承継って、後継者はしんどいことも多いですね。
ツラい事を一人で乗り越えなければならなかったり大変です。

そんな中、その悩みは「自分が未熟だからおこること」と思って自分を責めてしまう。
自分はもっと成長しなければ、もっと高みに立ちたいなんていう思いから、自己啓発を学ぶ人も多いのではないでしょうか?

けど、そんな自己啓発の学びは、なかなか実を結ばないことが多いのではないですか。


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実は私自身、自己啓発に関してはメチャクチャ学びました。
ポジティブシンキング、積極的思考、潜在意識活用、右脳の開発、やりがいの見つけ方、転職の見つけ方などなど。
まあいろんなものがあります。

それらにそこそこお金つぎ込んで出た結果。
それは、少しは良くなったかもしれないけど、根本的に人生を変えるものではありませんでした。

ところで、自己啓発ってそもそもどういうことなのでしょうか。
デジタル大辞泉で自己啓発を調べるとこうあります。

本人の意思で、自分自身の能力向上や精神的な成長を目指すこと。また、そのための訓練。

自分を成長させよう、という活動だという事がわかります。

 

最近思うのは、実は仕事ってそこに必要なものが備わっていたりします。
目標を設定し、そこに向かう過程で、人は成長を促されます。
様々なトラブルや悩みが起こることで、人は成長のキッカケを得ることができます。
人間関係の難しさや、会社運営の難しさに接することで、自らが成長しなければ物事がうまく回らないことに気付きます。

さて、後継者が置かれ立場を、「自己啓発の訓練の場」と捉えてみてはいかがでしょうか。
今までの自分ではうまくいかないという事を、今まさに目の前につきつけられているのではないでしょうか?
その悩みを解消するには、自分が変わり、成長するしかないのです。

そしてその先には必ず、あるべきゴールがあるという事を信じてください。
そうすれば、現在の苦しい環境は、私たちにとってのトレーニングルームとなります。
苦しい事は、私たちを鍛える負荷。

世界は私たちをイジメるためにこのような苦しい環境を作っているわけではありません。
私たちに必要な事が起こり、それは、私たちが成長するために乗り越えるべき試練。
そんな風にとらえると、ちょっと頑張る気力がわいてきませんか?

事業承継は、私たちの成長物語。
その主人公を演じ切りませんか?

 


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