後継者

後継者があれもこれも変えてしまう前にやっておきたい事

後継者が親の会社を引き継いだ時、たまに見受けられるのが
これまでの仕事の進め方を一気に変えてしまおうとするケース。
大胆なケースでは、役員を全員入れ替えるくらいの事をやる人もいるようです。

気持ちはわからないでもないですが、ちょっと待ってください。


Facebookグループ「後継者・跡継ぎ・二代目社長の交流場」を作りました。
どんなことでも言い合える場所、経営について相互に交流できる場所にしたいと思っています。
良かったら、気軽に申請してみてくださいね。(無料)
https://www.facebook.com/groups/atotsugi

こちらは私のFacebookページです。よかったら、いいね!フォローお願いします。
時々ライブ配信とかやってます。

https://www.facebook.com/kaorutamura.kt

 

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。


一見、無駄な仕事って結構あります。
特に仕事の作業手順が、そのようになっている背景を知らないと、無駄の温床にしか見えないことがあります。
ただ、長年同じスタイルですすめられている仕事は、

  • 改善の工夫をしていない

場合のみならず、

  • 色々試してみたけど、結局これが一番マシだった

というケースもあるのです。

 

たとえばAというやり方をする。
するとA´という問題が起こる。
その問題を回避するために、Bというやり方を試す。
その結果、B´という別の問題が起こる。
そして、C、D…と試した結果、一番Aがマシだね、ってことでAに戻ってくる。

それを、経緯を知らない後継者がやってきてみると、
なんと非効率なことをやってるんだ?なんてことになりがち。
そしてバッサリ、やり方を変えてしまい、A´の問題が出始める。

古株の社員は、その経緯を知っているから後継者を止めようとします。
けどまあ、後継者はそんな意見を聞き入れない。
後継者目線で見ると、古株がただ反抗している、現状にしがみ付いてるという状況にしか見えない。

そうやって、お互いの信頼関係を失っていくんですね。
誰もが会社の事を考えているのに、なぜかうまくいかない状況がこのように生まれます。

それを回避するには、やっぱり守破離なんですね。

まずは、やってみる。
その中で、その良いとこと悪いところを体感する。
なぜ今までそうやってきたかを感じてみる。
そのうえで、違うやり方を考え、試してみる。

これってやり方のみならず、前の世代の人たちと心を合わせるという事じゃないかと思います。
その結果、「破」に一緒に行けるようになるのではないでしょうか。


Facebookグループ「後継者・跡継ぎ・二代目社長の交流場」を作りました。
どんなことでも言い合える場所、経営について相互に交流できる場所にしたいと思っています。
良かったら、気軽に申請してみてくださいね。(無料)
https://www.facebook.com/groups/atotsugi

こちらは私のFacebookページです。よかったら、いいね!フォローお願いします。
時々ライブ配信とかやってます。

https://www.facebook.com/kaorutamura.kt

 

関心を持っていただいた方は、画像をクリック。


関連記事

  1. また叱られてしまいました・・・汗

  2. 後継者が難しい勉強を始めると、会社が混乱することもあります。

  3. 事業承継における後継者がマーケティングを学ぶべき3つの理由

  4. 後継者は怖がらなくてもいい ~会社の業績とCEOの能力の相関関係は意外…

  5. 後継者がたどる3つの段階

  6. 後継者がもつべき友は?

  7. その制止、誰がしてますか?

  8. 跡継ぎが見ている世界