後継者

後継者が考える事業変革への覚悟を、後継者自身が自覚する方法

事業承継に際して、後継者はきっと自分なりの今後のビジネスのやり方について考えておられると思います。
多くの場合は、今までのままではなく、大きな事業変革を伴う事業承継を想定されている場合も多いと思います。
ただ、その場合、本当は自分でもその覚悟を持てていない場合もあるのではないかと思います。
私自身がそうだったのです。

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事業承継において、事業革新をしたいと考える後継者は多いと思います。
自分なりに、ああしたい、こうしたい、という思いを描くこともあるでしょう。
私自身もそうでした。

そしてある画期的なアイデアを思い付いたとき、あるコンサルタントの方にそのお話をしました。
彼は、そのアイデアに関心を示してくださったようで、事業計画を作り、お金を集め、上場を目指してスタートさせないか?とお誘い下さいました。
正直その時点で私は、ちょっとビビってしまいました。
夢のような企画で、自分的にはきっと楽しいぞ、と思うアイデア。
けどそれがいざ、前に進もうとし始めると怖くなって足がすくんでしまったのです。

やりたいという思いはあるけど、やれないくらいがちょうどいい。
非常識なプランだし、「そんなアイデアもあったよね」と飲み会のさかなになるくらいの話だと思っていたことが、
旧にリアリティを持ち始めたことで、あとずさり。
情けない話なのですが、リスクを背負いきれなかったのだと思います。

そのように物事が前に進み始めたときにふと頭をよぎったのは…
・休みなく働く自分(やっぱり休みたい)
・借金を背負うことの重さ
・失敗した時に失う物への恐怖
・非常識なアイデアだけに周囲からの批判
・うまくいかなかったあとの人生
・パートナーは信用できるのか?という不安
・協力者がいるという事は自由にできないという事ではないか
と言ったこと。

いきなり上場を目指すと言ったときに、その思い付きに人生をかける思い切りがなかったのです。

私はたまたま、そういった、ベンチャー企業を上場に導くことに長けたコンサルタントに知り合ったので、その問題に直面しました。
しかしたいていの人は、そういうシーンは少ないと思います。
そんな場合に、あたかも自分のプランが実現するという前提に立った時、自分が受けるであろう負の要素をできるだけリアルに感じ取ることは大事なのではないかと思いました。
そして無意識に拒絶の気持ちを持ったまま、意識上で「やりたい!」なんて言っていることの危うさを感じた気もします。
この時、いざ、やらん!というところに行くまでは、自分にそんな否定的で覚悟が足りない状態だったとは気づきもしませんでした。

そこでご提案です。
何か大きなことをやりたい!と思ったとき、まずはそれを行うことで失うであろうこと、あるいはそれを行うことでかかる負荷について書き出してみてはいかがでしょうか。
そしてそれが自分にとって耐えられるもの、それを受入れられるものか、をしっかりと判断し、その覚悟をしてみてはいかがでしょう。
そのうえで、プランを前に進めるかどうかを決めてはいかがでしょうか。
そういった人ステージ銜えるだけで、スッキリ感がまったく違うと思われます。

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