後継者

後継者は事業承継で親である先代と競ってはいけない!?

ある後継者と話していた時、その方はこんなふうにおっしゃっていました。
「今のままじゃぁダメだとは思うんですけどねぇ・・・」

そのあとに続く言葉は、

  • 何をやっていいのかわからない
  • 自分にできるかどうかわからない

といった感じでしょうか。

 

なんとなく将来に不安はあるんだけど、今の日常の中で先の事を考えることができない。

そんな人が多いような気がします。


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親の会社を継ぐ技術

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なにしろ、今、ちゃんと食べるための事業は安定して回っているわけです。
後継者の立場としては、これを安定した状態を保つ事に一生懸命じゃないかと思います。
だけど、このままじゃいけない。
そんな気持ちが、起こってくるんですね。

その不安の正体って、いったい何なんでしょうね。
人にもよるでしょうが、私に関していえばやっぱり先代の偉大さだったんです。
あんな風になれないな、という不安が非常に強かったし、
そのことがコンプレックスでもありました。

 

けど、あるタイミングで、すごく楽になったんです。
それは、「あんな風にならなくていい」という事がわかったからです。
どう考えたって、先代を目指したって縮小コピーにしかなりません(笑)
だから、目指さないことにしたんです。

そうすると、何が起こるかというと、今まで無視してた情報が、
一気に自分にとって重要な情報になり始めました。
月並みな言葉ですが、ブレークスルーってやつですね。

 

今、皆さんの多くは、
事業や会社や社員を守るために自分がいる
という感覚が強くはないでしょうか?
そうすると、どうしても後継者の強みがきちんと発揮できないこともあるんですよね。

そうじゃなくて、事業や会社がどんな価値をお客さんに提供してきたか?
っていう視点で見ると自由度はグンと増します。

そんなアドバイスとともに、未来の絵を一緒に描いてみると、
その後継者の人、目の色が変わっちゃいました。
自分の本当の才能を、今の会社で発揮する方法を見つけられたようです。

 

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