後継者

後継者の心身に起こる不調と役割によるストレス

バセドウ病、
突発性難聴、
ひどい歯ぎしりで奥歯が折れる、
などなど。

私のストレスがピークのときに自覚した症状や病です。
しかし、厄介なのは不調に気づかず身体がむしばまれていることがある場合です。

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肩こりがひどくなってマッサージを受けに行くと、いつも言われていたことがあります。
「背中がガチガチにかたいですね」
ちょっと抜けてるわたしは、
「鋼の肉体ですからね、ははは」
と冗談で返す。

彼らの多くは、背中もそうですがとにかく「腰がひどい」と言います。
「よくこの状態で、痛みを感じませんね」
とい首を傾げられます。
なんとなく「痛みに強いんですよ」、なんて喜んでた私はおろかでした。
これは、身体の不調に、意識を向けないように注意していたようなんです。

 

まあ私の腰や背中に関しては、運動不足の要素が大きいと思います。
しかし、バセドウ病(圧倒的に女性に多い甲状腺の機能不全でミュージシャンの絢香さんがこれにり患したことがよく知られています)や、
突発性難聴などは恐らく運動不足とは関係ないものでしょう。

さすがに突発性難聴は、聞こえ方に普通では考えられない変化があるので、すぐに病院に走りました。
しかしバセドウ病で病院に行くまでには少し遅れたのです。
病院にいった頃には、「普通だったら動悸が激しくてまともに動けない状況」と先生に言われたものです。
先生からそのようなコメントを頂いたとき、仕事を休まなかった自分が誇らしかったのを覚えています(苦笑)

 

で、今はどうなったかをお話ししますと、毎年2~3回ひいてた風邪、今年はひいてません。
肩こりは一時と比べて楽になり、一時期腰の痛みを感じるようになりましたが、ずいぶんとそれも楽になりました。
バセドウ病も突発性難聴も完治してずいぶんになります。

驚くのは、腰の状態。
今まで専門家の見立てとしては「痛いはず」だったのに痛みを感じなかったのが、痛みを感じるようになり、そして少しずつ楽になってきた。
この流れには、自分でもびっくりです。

 

こういったストレスが及ぼす身体への影響は計り知れません。

私の場合、まず自分が親の会社の業種業界になじめないと感じたものの、それを口に出して言えない状態がありました。
そしてそんな中で、自分の能力が発揮できない苦しみ。
それでも果たさなければならない役割。
そんな事にがんじがらめになり、常に痛みを感じていたところがスタート。
そして次第に、自分を守るために痛みに目を向けないような癖がついたのではないかと思っています。
だから体の不調に気づきにくく、気が付いたらそこそこ大ごとだったということが多かったような気がします。
心と体はつながっているといいますが、そういった内に閉じ込めたものが体の不調として現れるものの、私はそれに気づきませんでした。
時折、「診断名のある病気」とされることが起こると、実は内心どこかホッとすることもありました。

 

それがなぜいくらかでも楽になったか、というとそれはとてもシンプルなことです。
まずは、身体の状態を意識するように癖づけたこと。
そしていつもと違う不調に対して、それなりに気をつける。
何かしらの不調を感じたら、その原因がどこにあるのか考えてみる。
食べ過ぎた、深酒しすぎた、睡眠不足、疲れ・・・といったことから、仕事上のストレスやプレッシャー。
そして、とても大事なことは、どれだけ自分の考えや言葉を飲みこんだかを。

次に、自分の言葉を飲みこんで表明しない事について、気を付けて観察してみました。
するとけっこうたくさんあるわけで、これを少しずつ外に出す、つまりちゃんと話すようにしました。
役割とか、立場とか、そんなことを気にせず何でも言うし、やるようになってからは心理的にも身体的にも随分と楽になったことを実感しています。
まあ、言葉にすればやけくそに近い感じかもしれません(苦笑)
言わずに我慢することは、それだけで不健康なのです。

初めのうち、父はあきれた様子で、たぶん未だに私のやることは理解不能だと思います。
それでも黙ってみていてくれるのは、ありがたいことです。
あるいは、言っても仕方がない、と思っているのかもしないですね。

それでもそうすることで、自分がちゃんと動けるようになったのはありがたい状態です。

もし、次々とやってくる身体的不調があるとすれば、どれだけの言葉を自分が飲みこんでいるかをチェックしてみてください。
飲みこんだ言葉は、心の中で発酵し良からぬ悪さをし始めます。
時々それを吐き出すよう心掛けてみてください。
びっくりするほどの変化を体感する可能性もあります。

 

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