後継者

後継者は社員を交換可能な部品と考えていないか?

先日、ある経営者がTickTockで興味深い発信をしておられました。
社員とのワン・オン・ワンとか、
組織活性化のために飲み会するとか、レクレーションとか、
そんなものは社長の仕事じゃない、必要ない、と。
とにかく銀行口座を増やすことこそが社長の仕事で、それ以外の仕事は一切やるな、的内容でした。
それって本当なのでしょうか?


Facebookグループ「後継者・跡継ぎ・二代目社長の交流場」を作りました。
どんなことでも言い合える場所、経営について相互に交流できる場所にしたいと思っています。
良かったら、気軽に申請してみてくださいね。(無料)
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時々ライブ配信とかやってます。

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実は、私自身、そんな風に考えていた時期があります。
社員との飲み会とか、個別面談とかそんなものいらない、と。
とりあえず、払うべき給与を払い、社員はやるべきことをやる。
成果が上がれば報酬に反映させ、上がらなければ報酬は据え置き。
お互い、仕事をしに来ているのだから、それで十分じゃないか、と思っていました。

けど、その結果は、社員の大量退職という結果につながりました。
そこそこの給与は出していたと思うのですが、「それでも少ない」と言ってやめていきました。

ある企業では、会社の休憩時間を増やし、フィットネスに時間を割くと、会社の生産性が上がったと言います。
ある企業では、社員にそれぞれの名前が書いたパーカーをプレゼントし、彼らの想いを語ってもらう研修をやると、定着率が上がったと言います。

何が言いたいかというと、人はロボットではない、ということ。
お金をいれれば、再考のパフォーマンスで働く自動機械ではないのです。
やっぱり、気分に左右されたり、感情におうじて仕事の効率は変化します。
人を使う以上は、やっぱりそういったところに配慮する必要があるような気がします。
そして、人を動かす最も重要な要素は「尊重されている」という状況ではないかと思います。
様々な海外のビジネス大学の研究成果の多くがそのことを示しています。

私自身は冒頭の社長のように稼ぐ力は強くない。
皆さんはどうでしょうか?
もし皆さんも私と同じように、腕一本で莫大な売上を上げられないとしたら、やっぱり組織を作っていくことが大事なんじゃないかと思います。
そのためには、社員と向き合う時間って必要なのではないかと思うのです。

そのことが直接的に売上を上げなかったとしても、間接的には作用するのではないかと思います。

皆さんはどう思われますか?


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