後継者

親の会社を継ぐ後継者を襲う学習性無力感の罠

後継者として親の会社を継ぐのにやる気が出ない。
新しいことをやろうとしても、前に進めない。
思うように自分を鼓舞できない。

そんな悩みを持つ、後継者の方は意外と多いのではないでしょうか。
親の会社を継がなきゃいけないのに、こんなことではいけない。
こんな思いを人にいうわけにもいかない。
そんな風に、自分一人で悩んでいる人は思いのほか多いのではないでしょうか。


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学習性無力感という言葉があります。
どういうことかというと、頑張っても上手くいかない経験を沢山すると、どうせ頑張ってもダメ、と思い込んでしまう心の偏りです。
後継者の場合、厳しい親、将来の経営者ということで高い合格点など、承認される要素が少ない。
つまり、頑張っても頑張っても、かりに成果が出たところで、認められず、「これ以上やっても・・・」なんて言う思いが湧きあがります。

すると、後継者の基本的な反応は、「会社を辞めたい」ということになりがちです。

モチベーションは枯渇し、退廃的なムード。
本人はどんよりとして、前に進むことができない。
将来の事を考えると絶望しかない状況にみえます。

しかし、最近の研究は、こういった無気力は、事実から感情をシャットダウンしている、と捉えられているようです。
いってみれば冬眠のようなものなのかもしれません。
何をやっても上手くいかないときにジタバタしても、余計に疲弊するだけ。
だから、静かに受動的になることで、大変な時期を静かに乗り越えようという一つの生存戦略のようです。

そして冬眠から目覚める方法もわかっています。
自身の自律性や、選択の機会を増やすこと。
コントロールできることを少しでも手にすることが大事なようです。

それが難しいとするなら、そういった無気力が「コントロールできない事」に起こっていると自覚することも大事ではないかと思います。
コントロールできないことに固執するのではなく、コントロールできることをしっかりと見つめることが大事なのではないかと思います。

 


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