後継者トレーニング(23)後継者は言葉を発しよう! ~やる気のない職場になる前に

これは後継者に限ったことではないのですが、リーダーにありがちな課題。
言葉にしないのです。

例えば、社員から何か提案があったとします。
すぐには回答できないこともあるでしょう。
ならば、その理由とともに、今は決断できない旨話せばいい。
社員は納得できなかったとしても、理解はできるでしょう。

こういうシーンで、既読スルーを決め込むリーダーは意外と多い。
聞いたはずなのに、何の反応もしないのです。

すると社員のモチベーションはどんどん下がり、「やってられるか!」という空気が支配するようになります。

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既読スルー、なんていう言葉があります。
LINEなどのコミュニケーションツールで、相手がこちらの意見を聞いている状況なのに、何の反応もない状態です。

実はこれ、ウチの社内でもありました。
たとえば、事務社員が営業社員の携帯にメールを打ちます。
「A様というお客様から、問い合わせのお電話がありました。お電話お願いできますか?」
メールだと、相手が読んでいるかどうかもわかりません。

事務社員としては、お客様を待たせてはいけないという思いがあります。
だから、読んだのか、読んでないのか。
読んだなら対処したのかしないのか。
こちらでできることがあるのかないのか。

そんな事もあってヤキモキするわけです。
しかし、一向に何の反応もない。

事務社員は言います。
「読んだという事実確認だけでもできれば、営業の人が責任をもってやってることが分かるので安心できる」
しかし、読んだか読んでないかもわからなければずっと心配なわけです。

で、当社の社内では「どんなに忙しくても、メールを見たら空メールでもいいから返信しよう」というルールになりました。
それで見たということが分かれば事務社員は安心します。
そして可能ならば、対処したとか、するとか、それぐらいのことは書いて返せたらいいよね、と。

実はたったこれだけのことで、社内のコミュニケーションが一気に円滑になります。

しかし、リーダーがそういった一人一人の気持ちを慮れないと、いつもメンバーはイライラしっぱなし。
リーダーは考えてくれてるのかくれてないのかがわからない。
だから私たち後継者は口で語らなければなりません。

社員に何を求めているのか。
自分は何をやりたいのか。
あるいは、社員の動きに満足しているのか、どうしてほしいのか。
書けばキリになりませんが、黙り込んだまま相手が理解してくれるのを待とうというのは無視がよすぎます。
必要なことは、ちゃんと言葉で伝えてください。
話さなくともわかる・・・なんていう超能力だよりではうまくいきません。

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